ノヴァ・ピルビーム
Erica Burgoyne
無実の罪を晴らそうとする男が真犯人を追うサスペンス作品。製作はエドワード・ブラック、監督はアルフレッド・ヒッチコック、脚本はチャールズ・ベネット、エドウィン・グリーンウッド、アンソニー・アームストロングの共同、原作はジョセフィン・ティー、撮影はバーナード・ノウルズ、音楽はルイス・レヴィが各々担当。出演はノヴァ・ピルビーム、デリック・ド・マーニー、パーシー・マーモント、ジョージ・カーゾンなど。
映画女優クリスティン(P・カーム)は、嫉妬深い夫ガイ(ジョージ・カーゾン)に男出入りをなじられた翌朝、死体で浜に打ち上げられた。発見者は被害者と顔見知りのロバート(デリック・ド・マーニー)。通報しようとした彼は来あわせた女達にとがめられ、逆に逮捕されてしまった。凶器として使われたのは、彼のレインコートのベルトだったのだ。無実を主張するロバートは徹夜のとり調べに失神し、入って来た警察署長の娘エリカ(ノヴァ・ピルビーム)に介抱された。やがて正気づいた彼は濡れ衣をはらすため、彼女の車に隠れて脱出する。エリカにかくまわれるロバートだが、エリカは彼の保護者気取り。レインコートをなくした酒場で、彼女はウィル(エドワード・リグビー)という名を聞き出す。さらに、近くのエリカの叔母の家によったため、二人は検問にひっかかり、彼女も共犯と思われる。別れようとするロバートだが、彼女はひきさがろうとせず、車と彼女を待たせて、彼はウィルの常連宿にのりこむ。だが、宿の主人の通報で警察の手も迫って来た。エリカの車で何んとか連れだしたウィルだが、コートにはベルトがない。ウィルがこれを誰かからゆずり受けた時点から、ベルトはなかったのだ。警察に追われ隠れた廃坑の地崩れで、エリカは逮捕されてしまった。うまく逃げたロバートだが、真犯人の手がかりはとぎれてしまい、ついに自首するため軟禁されているエリカを訪れた。だが、証拠品としてホテルのマッチのある事を知った彼は、エリカを逃がし、ウィルと共にホテルに向う。が、警察の手がまわり、ロバートが連行されようとした時、黒人に扮装したドラマーか失神。応急処置をしようとしたエリカは、そこに真犯人を見るのだった。
Erica Burgoyne
Robert Tisdell
Col. Burgoyne
Old Will
Erica's Aunt
Det. Insp. Kent
Guy
Erica's Uncle
Det. Sgt. Miller
Solicitor
Lorry Driver
監督
脚本
脚本
脚本
原作
製作
撮影
音楽
美術
編集
字幕監修
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