哲学者であり、文学者であり、そして行動の人として激動の20世紀を生き抜いてきたサルトル。この作品は、彼の語る自伝であり、ある時代の重要な証言でもある。この作品の中で、サルトルは、「真実を語り、常に普遍的にものを見、考える」という古典知識人の役割に「民衆と連帯しながらその批判者である」と、新しい任務をつけ加えている。内容は、サルトルの生い立ち、自作、モラル、知識人等について、シモーヌ・ド・ボーヴォワール、アンドレ・ゴルツ、ジャック・ローラン・ボスト、ジャン・プイヨン等、親しい友人達を相手に、サルトル自らが、時には貴重な記録フィルムを交じえながら語り続ける。製作はピエール・アンドレ・ブータンとギイ・スリグマン、監督はアレクサンドル・アストリュックとミシェル・コンタが各々担当。なおベートーヴェン等の音楽が挿入されている。
ストーリー
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。
スタッフ
監督
アレクサンドル・アストリュック
監督
ミシェル・コンタ
製作
ピエール・アンドレ・ブータン
製作
ギイ・スリグマン
音楽
ルードヴィッヒ・ヴァン・ベートーヴェン
音楽
Webern
字幕監修
海老坂武
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- Sartre par Lui-Meme
- 製作年
- 1976年
- 製作国
- フランス
- 配給
- ワークショップ・ガルダ+マドラ
- 初公開日
- 1977年9月28日
- 製作会社
- フランス国営放送
- ジャンル
- ドキュメンタリー
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