パワーズ・ブース
Bill_Markham
アマゾンで行方不明になった息子と10年ぶりに再会した父。息子はインディオの戦士になっていた。製作・監督は「エクスカリバー」(81)のジョン・ブアマン。エグゼクティヴ・プロデューサーはエドガー・F・グロス。脚本はロスポ・パレンバーグ、撮影はフィリップ・ルースロ、音楽はジュニア・ホムリッチ、ブライアン・ガスコーニュが担当。出演はパワーズ・ブース、メグ・フォスターなど。
アマゾンでダム建設に従事していたアメリカ人技師ビル・マーカム(パワーズ・ブース)は、ある日、妻ジーン(メグ・フォスター)、7歳の息子トミー、幼い娘ヘザーを仕事場につれて行った。ふと気がついた時には、トミーの姿が消えていた。それから10年後の1983年、ビルはジャーナリストを併って何度目かの探索行に出た。これまでの調査から、幻の種族と呼ばれるインディオがトミーの失踪にかかわっていることはたしか。数日後、大滝の前に出た。不気味な雄叫びとともにインディオが襲って来て、ジャーナリストが殺された。ビルも危うしという時、若いインディオに救われた。その少年戦士(チャーリー・ブアマン)こそトミーだつた。卜ミーは傷ついた父を幻の種族の村へ連れていく。トミーはトメーと呼ばれており、酋長ワナディ(ルイ・ポロナ)の息子として育てられていた。彼は一緒に帰ろうと言う父に、ぼくの家はここだと語る。トメーはカチリ(ディエラ・パエス)と結婚の儀式をあげた。トメー、ワナディらはビルを建設現場まで送ってくれた。その間に凶悪な戦闘族に部族が襲撃され、若い娘を除いて全員が殺され、娘たちは武器と交換に売春宿に送られていた。トメーらは夜陰に乗じて襲撃するが、機関銃で逆襲され、ワナディは射殺されてしまった。トメーは町へ行きビルに会って話をした。ビルのおかげで武器を手に入れ、売春宿に侵入し、娘たちを取りもどすことに成功する。ダムが完成するとインディオの生活は破壊されてしまう。嵐の夜、ビルは放水してダムを崩壊させてしまった。
Bill_Markham
Jean_Markham
Tomme
Kachiri
Wanadi
Jacareh
監督、製作
脚本
製作総指揮
撮影
音楽
音楽
美術
編集
字幕
制作補
[c]キネマ旬報社