ヴァル・キルマー
Elliot Burns
第一次大戦後、数奇な運命をたどった一人の男の姿を通し、アメリカの正義を問う。アメリカの有線TVのHBOで放送したテレビ映画。監督は「マチルダ(1978)」のダニエル・マン。製作はヨラム・ベン・アミ。エグゼクティブ・プロデューサー兼脚本はマイクル・キャンパス。原作はヴィンセント・ゴドフリー・バーンズ。撮影はミカエル・サロモン。編集はウォルター・A・ハンネマン。ディレクターはヴィンス・クレシマン。
第一次大戦の帰還兵エリオット・バーンズ(ヴァル・キルマー)は、夢遊病者のようにニューヨークをさまよっていたところを警察に逮捕された。戦争後遺症に悩む彼は、新天地を求めてフロリダに向かったが、犯罪に巻き込まれ、ジョージアの刑務所に入れられてしまう。バーンズは脱獄し、シカゴでエミリー(ソニア・ブラガ)と結婚し、オピニオン雑誌「シカゴマガジン」を創刊して、アメリカの正義とはなにかを訴える。
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