監督
聖書の足どりを、発掘された数多くの遺跡と文献によって追ったドキュメンタリー。映画はメソポタミアから発掘された石像、モーゼが十戒をうけたシナイ山、ソロモン王の遺跡、クムランの洞窟、最古の旧約聖書といわれる死海文書、大洪水のあったことを示す地質図、四千年前の印章(リンゴの木と蛇の絵の入った)、十二使徒を見出した地ガリラヤの湖、シュメル王の墓から発掘された宝石細工など数々の遺跡・出土品・美術品を促え、聖書を歴史の史料としてつづっている。製作はヌエン・テーレ、監督はハラルト・ラインル、脚本はマンフレッド・バルテル、原作はヴェルナー・ケラー(山本書店刊)、撮影はエルンスト・ストリンフィンゲル、音楽はエバルハルト・シェーナー、トリックはステュディオ・クラメル、日本語版ナレーターは大平透と永井一郎が各々担当。日本語版監修は原作の翻訳者でもある山本七平と、新見宏。本国公開題名はUnd Die Bibel Hat Doch Recht。
ストーリー
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。
スタッフ
脚本
マンフレッド・バルテル
原作
ヴェルナー・ケラー
製作
ヌエン・テーレ
撮影
エルンスト・ストリンフィンゲル
音楽
エバルハルト・シェーナー
トリック
スチュディオ・クラメル
字幕監修
山本七平
字幕監修
新見宏
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- The Bible As History Und Die Bibel Hat Doch Recht
- 製作年
- 1977年
- 製作国
- 西ドイツ
- 配給
- ジョイパックフィルム
- 初公開日
- 1978年6月24日
- 上映時間
- 95分
- 製作会社
- ノイエン・テレ・コンタクト・フィルム・プロ=TIT・フィルム
- ジャンル
- ドキュメンタリー
[c]キネマ旬報社