オットー・ザンダー
Richard Wagner
19世紀の偉大な作曲家リヒャルト・ワーグナーとコジマの愛を描く。製作はルネ・レツギュス、ディートリヒ・マック、監督はペーター・パザック、脚本はラインハルト・バウムガルト、撮影はアントン・ペシュケ、音楽はペーター・ツヴェトコフ、編集はミシュー・フッターが担当。出演はオットー・ザンダー、ターチャ・サイブトほか。
19世紀、スイス--。ルツェルン湖畔の屋敷。リヒャルト・ワグナー(オットー・ザンダー)55歳。彼はすでに「ニーベルンクの指環」等で世に名を轟かせていた。コジマ・フォン・ビューロー(ターチャ・サイブト)31歳。ドイツ音楽界でゆるぎない地位にいるハンス・フォン・ビューローの夫人で、やはり天才音楽家であるフランツ・リストの娘であった。この2人が、屋敷で会っていた。コジマは、夫と別れて、ワーグナーのエゴイズムや狂気を受け入れ、天才に服従することを決意していた。数年後、2人のもとに若い哲学者・ニーチェ(クリストフ・ヴァルツ)が訪れる。彼は24歳だが、ワーグナーと交流を深めるうちに、コジマに恋心を抱き始める。同じころ、妻に去られたビューロー(ペーター・マチック)も彼らの屋敷を訪れるが、自分の敗北を知りワーグナーに夫の座を譲り姿を消す。しかし、ワーグナーは、若く美しいユディス・ゴーチェ夫人(フェビエンヌ・バーブ)とバイロイトで知り合い、2人の間はバイロイト中に広まる。精神的に耐えるコジマ。さらにワーグナーは「パルジファル」の主演女優キャリー・ブリンゲル(カルメン・フュジス)とも恋におちるが、ワーグナーの死期は意外に早くやってきた。ワーグナー69歳で生涯の幕を閉じ、コジマの時代がくるのだった。
Richard Wagner
Cosima
Hans von Bulow
Franz Liszt
Friedrich Nietzsche
Judith Mendes Gautier
Carrie Pringle
監督
脚本
製作
製作
撮影
音楽
編集
字幕
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