フレッド・ウィリアムソン
Robert Malone
ふとしたことから狙われる身となった女性カメラマンを守るニューヨーク市警の腕利き黒人刑事の活躍を描く。監督はステルヴィオ・マッシ、脚本はダニーロ・マッシ、撮影はステファノ・カタラーノ、音楽はパオロ・ルスティケリが担当。出演はフレッド・ウィリアムソン、エヴァ・グリマルディほか。
クールでタフなその仕事ぶりから「ブラック・コブラ」と呼ばれるニューヨーク市警のロバート・マローン刑事(フレッド・ウィリアムソン)は、ある夜、女性写真家エリース(エヴァ・グリマルディ)の護衛を任されることになった。その夜、強盗殺人事件の現場を目撃した彼女は犯人達から襲われるところをとっさの機転から逃れてきたばかりだった。しかし翌朝犯人達は再びエリースを襲いにやってきて、マローンはそのうち二人を射殺するがボスらしい男は捕り逃してしまう。その日からマローンは彼女を自分の家にかくまうことにするが、犯人達の魔の手は執拗にエリースに襲いかかり、ついに彼はエリースが強盗犯人を目撃した時に撮った犯人の顔写真を公表する。逆襲に出た犯人達はマローンの上司ウォーカー(モーリス・ポリ)の娘を誘拐し、彼をおびき出そうとするが、それに応じたマローンは逆に次々と犯人グループを倒してゆくのだが……。
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