キャロル・ロール
Miss Monde 1984
処女かどうかを鑑定するコンテストで選ばれたミス・ワールドの体験する出来事と、女船長の支配する船に乗り込んだ水兵とその女船長の行動を並行して描く。エグゼキュティヴ・プロデューサーはエレーヌ・ヴァジェール、製作はヴァンサン・マル、監督・脚本は「コカコーラ・キッド」のドゥシャン・マカヴェイエフ、撮影はピエール・ロム、音楽はマノス・ハジダキスが担当。出演はキャロル・ロール、ピエール・クレマンティ、アンナ・プルクナルほか。
処女かどうかを鑑定され、84年のミス・ワールドに選ばれたキャロル(キャロル・ロール)は、資産家ミスター・アプラナルプ(ジョン・ヴァーノン)の花嫁になる。その頃「サバイバル号」の船長アンナ・プラネッタ(アンナ・プルクナル)は、自転車に乗った水兵(ピエール・クレマンティ)を追いかけていて、やがて二人は船上で愛を交わすようになる。一方財産をめぐり妻の座を追われたキャロルは、スーツケースに詰められてパリに送られ、そこで出会ったエル・マッチョ(サミー・フレー)とエッフェル塔で抱きあい膣痙攣を起こす。そして次に訪れた銀河コミューンで、異様なそこの集会と健康体操の光景に泣き出してしまう。アンナと水兵のラヴは、子供たちを船に誘い入れては殺してゆき、ついに彼も砂糖に埋められて、アンナにナイフで刺され死んでしまう。そしてキャロルは、CM撮影のために全裸でチョコレート浴びをし、同じ頃「サバイバル号」からは死体が発見され、アンナと船員のカトリーヌが逮捕されてゆく。
Miss Monde 1984
un Marin du Potemkin
Captiaine Anna Planeta
El Macho
P.D.G. de la Ceinture de Chastete
Mama Communa
Jeremiah Muscle
Mr. Dollars
[c]キネマ旬報社