レナード・マン
Jim
幼いころ家族を殺された若者の復讐物語。監督はウィリアム・レッドフォード、脚本はレッドフォードとモニカ・フェルト、撮影はアンジェロ・ロッティ、音楽はピエロ・ウミリアーニが各々担当。出演はレナード・マン、クラウス・キンスキー、エリザベス・エバーズフィールドなど。
ジム(L・マン)は、小さい頃、父母と妹をインディアンに殺され、今はインディアンの頭の皮を剥ぎ、それを売って生きている。ある日、インディアンの美しい女ツーネ(E・エバーズフィールド)を引き連れ、町にやってきた。この町を支配しているパーキンス(I・ラシモフ)と部下のブーンはツーネを奪おうとしたが、これをこばんだジムの肩に銃を射った。女は連れ去られ、傷ついたジムはドクトルに助けられた。ドクトルの話によれば、ジムの一家を殺したのはパーキンスだというのだ。ジムはパーキンスの部下に雇われた。数日後、パーキンスから命令が下った。自分のいいなりにならないスコットの家をインディアンに扮して襲えというのだ。ジムは、ツーネとその仲間のインディアンと共にパーキンスの家に火を放った。真犯人はパーキンスだったのだ。火の中から飛びだしたパーキンスをジムの拳銃が狙っていた。
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