グレン・フォード
Gil Kyle
製作者は「巨象の道」のアーヴィング・アシャー、チャールズ・マーキス・ウォーレンの原作を、ジョナサン・ラティマー、ライアム・オブライエンのコンビで脚色し、監督は「ダコタから来た男」のレスリー・フェントン、撮影はダニエル・L・ファップ、音楽はデイヴィッド・バトルフが担当した。出演者は「シマロン(1960)」のグレン・フォード、「OK牧場の決斗」ロンダ・フレミング「史上最大の作戦」のエドモンド・オブライエンほかにモーリス・アンクラム、ダグラス・スペンサー、レイ・ティールなど。
南北戦争の末期。ギル(グレン・フォード)はある街で南軍のスパイと間違えられたり、酒場で北軍の勝利を祝する乾杯を断って保安官まで介入する騒ぎを起こしてくさったが、そこでキャンディス(ロンダ・フレミング)と牛の買付人ジェファーズ(エドモンド・オブライエン)らと知り合った。意気投合したギルたちの賭けをみたキャンディスはそれを南軍の暗号と早合点。彼女は女スパイだったのだ。彼女は暗号でギルに話しかけるが答えられない。そのときある男がキャンディスを別の部屋に呼ぶが、彼女がドアを開けたとき、その男は殺されていた。ギルが彼女の悲鳴を聞いて駆けつけたとき、保安官もやって来て、ギルは容疑者にされた。無実を証明できるキャンディスは保安官が駆けこむ前に逃亡、すきを狙って逃げたギルは、彼女を追う。彼女は死んだ男の暗号を伝える義務を果たしたらその証明をすると言う。2人は追手を逃れて目的地にたどり着いた。しかし、そこにも死体が待ってい、必死で手がかりを捜した彼らは次の連絡先を「Y牧場」と推定、やっと南軍の最後の根拠地へ到着した。ラマティン将軍(A・リード)に秘密の暗号を知られたが、それは北軍の金塊のありかを示したものだった。ところが、将軍は小隊をつれた脱走兵だったのである。さらにジェファーズは北軍のスパイであった。将軍は金塊を奪って逃亡することを計画、キャンディスを拉致し、ギルとジェファリーズを監禁した。だが、ジェファリーズは脱出に成功、北軍の司令官に通報し激戦を展開してラマティンの軍も全滅された。ギルとキャンディスも無実を証明され愛の絆に結ばれた。
Gil Kyle
Candace Bronson
Dunn Jeffers
Lamartine
Sheriff
Parry
Brock
監督
原作
製作
撮影
音楽
脚色
脚色
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