マリー・ラフォレ
Anne Marie Bromont
「大人は判ってくれない」のシナリオを書いていたマルセル・ムーシーの監督進出第一回作品。脚本も彼自身で、彼自身とジャン・ポール・ラプノーがそれを脚色した。撮影はピエール・ロム。音楽はアンリ・クロラとアンドレ・オディール。出演するのは「太陽がいっぱい」のマリー・ラフォレをはじめ、新人ジャック・イジュラン、ピエール・ミシェルなど。クロード・シャブロル監督が特別出演している。製作はジュール・ボルコン。
ストーリー
両親も避暑に出かけてしまい一人パリのアパートに残って試験勉強をしているアンヌ・マリー（マリー・ラフォレ）のところに、ジャン・ポール（ジャック・イジュラン）がドライヴのさそいにやって来た。勉強にもぼつぼつ飽きていたアンヌ・マリーは喜んで南仏サン・トロペへのドライヴに出発する。避暑客でにぎわうサン・トロペでアンヌ・マリーはジャン・ポールの紹介で愉快なグループと親しくなった。若い彼等とアンヌ・マリーはダンスにヨットにと楽しい時を過すのだった。ある夜、ジャン・ポールの発案で屋外パーティがひらかれた。モダンジャズとアルコールの興奮に、若い男女は次々に海に飛び込んでいった。アンヌ・マリーの大胆なビキニ姿の写真が土地の新聞のスキャンダル・ページをかざったのはその翌朝のことである。グループの一員になっていたジャック（ピエール・ミシェル）という青年にひかれてデイトを楽しんでいたアンヌ・マリーは、両親からの長距離電話でそのことを知った。おどろいた彼女はパリに連れて帰ってもらおうとジャン・ポールの姿をさがす。やっと近所の洞穴に壁画の制作にうち込むジャン・ポールを見つけた彼女に、ジャン・ポールの言葉はつめたかった。ジャックへの嫉妬が彼をそうさせたのだ。壁画の女はまがうことなきアンヌ・マリーであった。あきらめたアンヌ・マリーはパリまでの車を仲間に頼む。美しいアンヌ・マリーの頼みは二つ返事だ。だが彼女の心は晴れなかった。その時かけつけたジャン・ポールの唇から彼女に対する愛の言葉がささやかれた。今はジャン・ポールを愛していると知ったアンヌ・マリーは彼の胸にとび込んだのだった。
キャスト
ジャック・イジュラン
Jean Paul Andrel
ピエール・ミシェル
Jacques Bargeron
ファウスト・トッツィ
Trabu
J. M. Riviere
Francois Desroches
モニーク・ジュス
Veronique
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- Saint Tropez Blues
- 製作年
- 1960年
- 製作国
- フランス
- 配給
- 映配
- 初公開日
- 1961年5月7日
- 製作会社
- シャンゼリゼ・プロダクション
[c]キネマ旬報社
PR
緊迫の撮影現場の舞台裏とは？豪華キャストたちの言葉で、本作の新たな側面をひも解く！
PR
成田凌ら実力派俳優が紡ぐ、つげ義春原作、片山慎三監督最新作の唯一無二な世界の魅力に迫る
PR
痛快、爽快…それだけじゃない！上田慎一郎が『カメラを止めるな！』公開前から温めてきた作品の真髄に迫る
PR
全米＆世界で大ヒット！映画ファンと識者がひも解く、1人の女性の決意に涙する理由とは？
PR
最高の環境で映画を。 “IMAX推し”作品を毎月アップデート
PR
韓国ドラマ「愛のあとにくるもの」での日本ロケ撮影を支援！ロケ地の魅力をたっぷりお届け
PR
『グラディエーター』24年ぶりの続編『グラディエーターII 』の注目ポイントをまとめて紹介
PR
プロジェクト情報を発信。お気に入り映画館を応援し、ミニシアターの魅力を再発見しよう！
PR
女性の活躍に注目する新部門も！豪華ラインナップの「第37回東京国際映画祭」の魅力をレポート
PR
映画好きなら、このためだけにも入会する価値アリな「Pontaパス」を知ろう！
"怖い"を楽しめる情報が充実！PRESS HORRORでもっとホラーが好きになる
