エド・フューリー
Ivan
エミモ・サルヴィのオリジナル・ストーリーをプリモ・ツェリオが監督したスペクタクル史劇。ジンギスカン東方大遠征の余話ともいうべき物語である。シナリオを担当したのはセルジオ・レオーネ、ジュゼッペ・タファレル、サバティーノ・チウフィーニ、アンブロジオ・モルテーニ、ロベルト・ナタール、エミモ・サルヴィ、プリモ・ツェリオの七人。撮影はアダルベルト・アルベルティーニ。音楽を受けもったのはカルロ・イノセンツィ。出演するのは「アマゾンの女王」のエド・フューリー、エレーン・スチュアートなど。イーストマンカラー・トータルスコープ。
ストーリー
十二世紀、アジアからの大遠征軍は着々と西方への地歩を固めていった。覇者カーンは抜群の武勇を示したチャーカス族の若き首長イワン（エド・フューリー）に新しく領土に加えた肥沃の地スサドルを与えた。カーンに不満をもちイワンを敵対視するキルシアン族の首長アモクは、イワンへの褒賞をねたみ、その陣営へ夜襲をかけた。イワンは亡父の腹心チュライの防戦で助かったが、両族の不和を案じたカーンはイワンとアモクを戦わせ“神に見離された”どちらかを死なせることで戦線の統一をはかろうとした。決闘の場－－アモクの卑劣な手でイワンは全身に火傷を負った。が、親友キールと、今はアモクの奴隷にされているスサドルの旧領主の娘タマーラ（エレーン・スチュアート）の助けで南方の山岳地帯に落ちのびた。しかしアモクは混乱に乗じてカーンを暗殺、その娘スアニを妻にしようとした。が、キールを愛するスアニは承知しない。三カ月がすぎた。アモクの探索をよそにイワンは、顔に傷痕を残しながらも回復、山地諸民族の信望を集め、その首長となった。タマーラとも愛し合う平和な生活が訪れた。そこヘアモクが襲ってきた。イワンは機先を制して撃って出たが、背後を襲われたタマーラが拐われた。後を追ったイワンはタマーラを発見したが、彼女はイワンの子を身ごもっていることを告げ絶命した。イワンは全軍を率いアモクの城塞になだれこみ宿敵アモクを倒した。が、彼も背後から矢を受けた。かけつけたキールに、イワンは東方諸民族の統一をゆだねると遺言し息たえた。
スタッフ
監督、脚本
プリモ・ツェリオ
脚本
セルジオ・レオーネ
脚本
ジュゼッペ・タファレル
脚本
サバティーノ・チウフィーニ
脚本
アンブロジオ・モルテーニ
脚本
ロベルト・ナタール
脚本、原作、製作
エミモ・サルヴィ
撮影
アダルベルト・アルベルティーニ
作曲
カルロ・イノセンツィ
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
[c]キネマ旬報社
PR
緊迫の撮影現場の舞台裏とは？豪華キャストたちの言葉で、本作の新たな側面をひも解く！
PR
成田凌ら実力派俳優が紡ぐ、つげ義春原作、片山慎三監督最新作の唯一無二な世界の魅力に迫る
PR
痛快、爽快…それだけじゃない！上田慎一郎が『カメラを止めるな！』公開前から温めてきた作品の真髄に迫る
PR
全米＆世界で大ヒット！映画ファンと識者がひも解く、1人の女性の決意に涙する理由とは？
PR
最高の環境で映画を。 “IMAX推し”作品を毎月アップデート
PR
韓国ドラマ「愛のあとにくるもの」での日本ロケ撮影を支援！ロケ地の魅力をたっぷりお届け
PR
『グラディエーター』24年ぶりの続編『グラディエーターII 』の注目ポイントをまとめて紹介
PR
プロジェクト情報を発信。お気に入り映画館を応援し、ミニシアターの魅力を再発見しよう！
PR
ドゥエイン・ジョンソン＆クリス・エヴァンス出演『レッド・ワン』の見どころをたっぷり紹介。
PR
女性の活躍に注目する新部門も！豪華ラインナップの「第37回東京国際映画祭」の魅力をレポート
PR
映画好きなら、このためだけにも入会する価値アリな「Pontaパス」を知ろう！
"怖い"を楽しめる情報が充実！PRESS HORRORでもっとホラーが好きになる
