クリフ・リチャード
Don
「若さでぶつかれ!」のピーター・マイヤーズとロナルド・カスの共同シナリオをピーター・イェーツが演出した青春歌謡ドラマ。撮影は「赤いベレー」のジョン・ウィルコックス、音楽はシナリオを書いた二人が担当した。製作は「若さでぶつかれ!」のケネス・ハーパー。出演は歌手のクリフ・リチャード、「H氏のバケーション」のロウリー・ピーターズ、ほかにメルヴィン・ヘイズ、ウナ・スチュブス、テディ・グリーン、パメラ・ハートなど、英国の若手ミュージカルスター。なお、「休日までの七日間」、「サマー・ホリデー」など数曲をC・リチャードがうたう。
ロンドンのバス工場で働く、ドン(クリフ・リチャード)、シリル(メルヴィン・ヘイズ)、スティーヴ、エドウィンの四人組はヨーロッパ大陸横断のバス旅行を計画した。パリを目指して走っているとき、ミムジー(ジャクリーン・ダリル)、アンジー(パメラ・ハート)、サンディの三人が、アテネの舞台に出演のため、ボロ車で走っていたが、樹と衝突、同情した若者たちが目的地を変更して、彼女ら歌手を送ることにした。ところが、バスの二階に、パリでショーに出演し、夏休みを約束されていたのにテレビに契約した母親を恨んで、無軌道旅行に出たバーバラ(ロウリー・ピーターズ)が少年姿で乗り込んでいた。少年と信じた一行は一緒に連れていくことにした。一方、バーバラの家出を知った母親は、彼女が誘拐された偽のニュースを大々的に流した。そんなことを知らないバスは、途中で、旅芸人一座まで乗せてしまい、ある町で警官に全員放浪罪で逮捕されてしまった。だが、旅芸人が仲間と称し、一同でミュージカルを演じて、無事旅行を続けた。そのとき、バーバラが女であることがわかった。そしてドンとバーバラの間に愛情が芽生えた。バスはアテネに着いた。だが、ドンたちはパリから手配されている誘拐犯として逮捕された。英領事の尽力で釈放されたが、アテネにやって来たバーバラの母がまたもセンセーショナルに記者会見までやろうとしているのを知り、バーバラからドンたちが利用されたのでは、と疑ってみた。が、彼女の真実の言葉を聞き、彼女を信じて求婚した。母親も渋々承諾した。バスはアテネを発った。
Don
Barbara
Cyril
Sandy
Steve
Angie
Edwin
Mimsie
Stella
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