ロリー・カルホーン
Kenneth_Post
「家路」のサミュエル・マークスが1955年に製作したミュージカル ・コメディ。「スタア誕生(1954)」のロバート・カースンの小説をエドワード・バゼル、「検察官閣下」のフィリップ・ラップ、「運ちゃん武勇伝」のデヴァリー・フリーマンの3人が脚色し、「水着の女王」のエドワード・バゼルが監督した。テクニカラー撮影は「カラミティ・ジェーン」のウィルフリッド・M・クライン、音楽監督は「もず」のジョセフ・ガーシェンソンである。出演者は「雪原の追跡」もパイパー・ローリー、「帰らざる河」のロリー・カルホーン、「スタア誕生」のジャック・カーソン、「命を賭けて」のマミー・ヴァン・ドーレン、レジナルド・ガーディナーら。
サン・フランシスコの大富豪ポスト家の3代目若主人ケン(ロリ ー・キャルフーン)は、テレビ受像器に関する新発明に投資を依頼され、その実験中にナイトクラブのショーで踊っている美しい踊り子を見て夢中になった。そして周囲の反対を押し切ってその踊り子セイラ(パイパー・ローリー)と結婚した。セイラを社交界に紹介するパーティのとき、以前からケンを狙っていた女性パットはセイラに恥をかかせようとして、セイラが招待した踊り子のジャッキーとマミーにショーをさせるように仕向けた。セイラも踊った。男客は喜んだが、女客は眉をしかめた。その後パットはレストランでセイラと水兵が同席するように仕組み、水兵の無礼に憤慨したセイラは前菜の皿を水兵にぶつけた。その写真は新聞のトップを飾った。秘書のハルはセイラに行儀作法を習わせるためケンの親戚で中年の道楽者のピアモントをつけた。セイラとピアモントが一緒にいるのをケンは快く思わなかったが、セイラもケンとパットの件を誤解してある夜大喧嘩となり、またまた新聞を賑せてしまった。セイラはケンの家を去った。しかし、実は2人とも互いに愛していた。離婚のため、セイラがネヴァダの山荘ホテルへ行くときいたケンは、仲直りしようと先にホテルに行ったが、セイラがピアモントと一緒に来たためまた誤解がおこり、セイラはサン・フランシスコへ帰ってナイトクラブに戻った。しかし、ピアモントから、セイラが愛しているのはケンだけだと知らされて、ケンは、ナイトクラブへ行って和解した。
Kenneth_Post
Sarah_Hatfield
Hal_North
Jackie
Piermont_Rogers
Pat_Beaton
Millie
Randall
監督、脚色
原作
製作
撮影
美術
美術
編集
録音
録音
音楽監修
テクニカラー・カラー・コンサルタント
振り付け
振り付け
脚色
脚色
[c]キネマ旬報社