ラクウェル・ウェルチ
Loana
マイケル・カレラスが製作・脚本を担当、テレビ出身のドン・チャフィが監督した。撮影はウィルキー・クーパー、音楽は「国境は燃えている」のマリオ・ナシンベーネ。出演は「ミクロの決死圏」のラクウェル・ウェルチ、「ダイヤモンド作戦」のジョン・リチャードソン、パーシー・ハーバート、ロバート・ブラウンほか。
原始時代。活火山の麓にあるホラ穴にアクホバ(R・ブラウン)を長とする民族が住んでいた。彼の次男ツマク(J・リチャードソン)はある日、食物のことで父親と喧嘩して追放されてしまった。そして巨大な恐竜やトカゲや猿人の危険と恐怖がいっぱいの放浪の旅が始まった。そんなある日彼は海辺に住む民族のシェル族に出会った。その中の美しい娘ロアナ(K・ウェルチ)が見知らぬツマクの姿を見つけ、彼を迎えようとすると突然巨大な海亀(アロサウルス)が出現した。ツマクは死闘を演じてそれを撃退しシェル族に迎えられた。この民族は穴居族より優れ、武器も比較的進歩していた。だがツマクは手槍のことから若者のひとりと争いをおこし追放の憂き目にあった。ツマクを慕うロアナは彼のあとを追った。ふたりがツマクの集落に帰りついて間もなく、彼と兄サカナ(P・ハーバート)の権力争いが始まった。しかしツマクはロアナの行方を尋ねてきたシェル族の応援を得て、サカナを倒し主導権を握った。突如火山が大爆発し、多勢の犠牲者が出たが、ツマクを首長とするわずかな人々が辛うじて生き残ったのである。
Loana
Tumak
Sakana
Akhoba
Nupondi
Ahot
Tohana
Ulla
Sura