レックス・バーカー
Old Shatterhand
西部小説作家カール・メイの原作をハラルト・Ｇ・ペターソンが脚色し、ハラルト・ラインルが監督した西部劇。撮影はエルンスト・Ｗ・カリンケ、音楽はマルティン・ベッチャーが担当した。出演はレックス・バーカー、ピエール・ブリス、アンソニー・スティール、カリン・ドールなど。総指揮はホルスト・ヴェンドランド、製作はボルフガング・キューンレンツ。
ストーリー
インディアンの酋長ウィネットー（Ｐ・ブリス）は、父の死後、白人との間の和平交渉のため連日のようにとびまわっていた。ある日彼は熊に襲われようとしたインディアン娘を助けた。彼女はリバナ（Ｋ・ドール）といい、タシャトンガという酋長の娘であった。ウィネットーはひと眼で彼女が好きになった。リバナを送って都落まで来ると、都落中の者が三人の白人捕虜を取り囲んでいた。そのうちの一人はニオブララ砦の司令官の息子メリル中尉であった。ウイネットーは砦の司令官との和平交渉を控えていたので、彼らの釈放をタシャトンガ酋長に頼み、納得して貰った。そんな時、インディアンの土地で石油を採掘している悪らつな男フォレスター（Ａ・スチール）がパンカ・インディアン集落を襲い、虐殺のかぎりをつくした。そこへ旅装を整えるために立寄った白人の流れ者オノルド・シャタハンド（Ｌ・バーカー）はフォレスターの仕業と知って怒り、一味を倒す計画を練った。しかしそれを感ずかれ、激しい闘いとなった。油田は大火焔につつまれた。シャタハンドはそこを抜け出すと、ウィネットーにめぐり会った。ふたりは古い友人であった。ウィネットーの努力がみのり、砦で各部族の酋長たちが集まって和平会議が開かれた。だが虐殺されたパンカ族の猛烈な反対にあい会議は危うく決裂しそうになった。その時メリル中尉が、自分がリバナと結婚して白人たちの証しをたてようと言って、会議を収めた。ウィネットーとリバナの恋は平和のための犠牲となった。一方その後も虐殺を続けるフォレスター一味は、インディアンと騎兵隊の連合攻撃に壊滅した。
キャスト
ピエール・ブリス
Winnetou
アンソニー・スティール
Forrester
カリン・ドール
Ribanna
クラウス・キンスキー
Luke
テレンス・ヒル
Leutnant Merril
レナート・バルディーニ
Oberst J. F. Merril
エディ・アーレント
Lord Castlepool
スタッフ
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- Winnetou II Last of the Renegades
- 製作年
- 1965年
- 製作国
- 西ドイツ
- 配給
- コロムビア
- 初公開日
- 1966年11月17日
- 製作会社
- リアルト・フィルム・フィリップセン＝ヤドラン＝アトランティス＝S･N･C
- ジャンル
- 西部劇
[c]キネマ旬報社
PR
緊迫の撮影現場の舞台裏とは？豪華キャストたちの言葉で、本作の新たな側面をひも解く！
PR
成田凌ら実力派俳優が紡ぐ、つげ義春原作、片山慎三監督最新作の唯一無二な世界の魅力に迫る
PR
痛快、爽快…それだけじゃない！上田慎一郎が『カメラを止めるな！』公開前から温めてきた作品の真髄に迫る
PR
全米＆世界で大ヒット！映画ファンと識者がひも解く、1人の女性の決意に涙する理由とは？
PR
最高の環境で映画を。 “IMAX推し”作品を毎月アップデート
PR
韓国ドラマ「愛のあとにくるもの」での日本ロケ撮影を支援！ロケ地の魅力をたっぷりお届け
PR
『グラディエーター』24年ぶりの続編『グラディエーターII 』の注目ポイントをまとめて紹介
PR
プロジェクト情報を発信。お気に入り映画館を応援し、ミニシアターの魅力を再発見しよう！
PR
ドゥエイン・ジョンソン＆クリス・エヴァンス出演『レッド・ワン』の見どころをたっぷり紹介。
PR
女性の活躍に注目する新部門も！豪華ラインナップの「第37回東京国際映画祭」の魅力をレポート
PR
映画好きなら、このためだけにも入会する価値アリな「Pontaパス」を知ろう！
"怖い"を楽しめる情報が充実！PRESS HORRORでもっとホラーが好きになる
