ジュディ・ガーランド
Manuela
「若草の頃」のアーサー・フリードが製作する1948年度色彩ダンス映画で、コール・ポーター(「夜も昼も」)の曲によってジュディ・ガーランド(「若草の頃」)とジーン・ケリー(「デュバリイは貴婦人」)が踊る。S・N・ベールマンの舞台から「イースター・パレード」のアルバート・ハケットとフランセス・グッドリッチが脚色、「若草の頃」のヴィンセント・ミネリが監督に当っている。撮影は「イースター・パレード」のハリー・ストラドリング、音楽監督はレニー・ヘイトンが担当する他、ダンス監督にはロバート・アルトンとジーン・ケリーが当たっている。助演陣は「姫君と海賊」のウォルター・スレザク、「気まぐれ天使」のグラディス・クーパー、「小間使(1946)」のレジナルド・オーウェンら。
19世紀、カリブ海のある島の出来事。市長のドン・ペドロ・ヴァルガス(ウォルター・スレザク)と愛のない結婚を強いられようとしていたマニュエラ(ジュディ・ガーランド)は、噂に聞く海賊マココのような男こそ真の恋人だと夢みていた。ある日、彼女は伯母に連れられて嫁入り道具を運ぶ船を見に港へ行き、セラフィン(ジーン・ケリー)という優しいマジック・ショーの男に会った。彼はマニュエラをショーに誘い、巧みなもてなしで彼女を夢中にさせた。彼女は彼に、真に愛するのはマココだと告げたが、その夜、マニュエラの許に忍んで来たセラフィンは、ドン・ペドロが実のマココであることを知りながら自分こそマココだと彼女を口説いた。これを知ったドン・ペドロは彼女を失っては大変と市民兵を差し向けたが、今やマニュエラはセラフィンのカラクリを見破った上でも、彼を愛する気持ちがつのるばかりであった。最後の一計、セラフィンは、駆けつけたドン・ペドロの前で、マココが好きだと彼女に言わせた。ドン・ペドロは思わず自分こそマココだと叫んでしまった。海賊マココが市民兵に捕えられたのはいうまでもなく、そしてセラフィンとマニュエラはめでたく結ばれたのであった。
Manuela
Seratin
Don_Pedro_Vargas
Aunt_Inez
The_Advocate
The_Viceroy
Speciality_Dance
Uncle_Capucho
Isabella
Mercedes
監督
原作
製作
撮影
音楽
音楽
脚色
脚色
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