掻払いの一夜:映画作品情報・あらすじ・評価|MOVIE WALKER PRESS 映画
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掻払いの一夜
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掻払いの一夜

1930年公開、102分
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フランスの新興映画会社の一で最も活発に仕事をしているフィルム・オッソーの作品でアンリ・ドコアンが特に書卸した原作により新進のアンリ・ジョルジュ・クルーゾーが脚色し、「六十八番の花嫁」「ポンペイ最後の日(1926)」等を監督したカルミネ・ガローネがオッソーに於けるトーキー第二回作品として監督に当たったもので「バラライカ」のビュレルと「白魔」のニコライ・トポルコフが共同で撮影した。主演者は「巴里の屋根の下」のアルベール・プレジャンで、「ル・ミリオン」のアナベラが相手役を勤め、コンスタン・レミー、リュシアン・バルウ、エディット・メラ、レルネルが助演している。

ストーリー

※結末の記載を含むものもあります。

航海から帰った水夫のジョルジェは愛用の手風琴を持って得意の唄を歌いながら、華の都パリにやって来た。そして或るカフェ街をぶらついている時、突然手入れがあって歓楽の巷は大騒ぎになり、一カフェの女艷歌師マリエットが逃げ場を失ってジョルジェに抱きついた。彼は彼女を自分の妻と申し立てて救ってやったのが縁となり、マリエットのアパートで愛の生活を始めた。或日彼はマリエットと博覧会見物に赴き小屋掛けの拳闘場で飛入り試合をして職業拳闘家のシャルリイを見事にノックアウトした。シャルリイはジョルジェの腕前に惚れてかれのトレーナーとなり、マリエットは懸命に稼いで内助した甲斐があって、ジョルジュは拳闘好きのスタニスラフ男爵の引立てを受け、晴れの試合にに出場して、フランスの中量級選手権を獲得することが出来た。が素晴らしい人気者となり大金を掴んだジョルジェは慢心し、男爵に紹介された高級娼婦イヴォンヌの色香に迷って了つたので、マリエットは巡業に赴いて恋の痛手を忘れようと努めた。ジョルジェは恩人のシャルリイの忠言を斥けイヴォンヌとの爛れた恋愛の為には練習をも敢えて放擲したので遂にシャルリイに見限られた。そこで代わりにアルベエルという男を雇ったが到底真剣な練習に身を入れる筈もなかった。その内に中量拳闘手の全欧州選手権争奪の日は迫った。ジョルジェに好意を持つ剽軽者のトレーナー、フレッドは見かねてジョルジェとシャルリイとを和解させ、猛練習を行わせた。やがてジョルジェは挑戦者として晴れのリングに選手権を争った。パリに帰っていたマリエットは舞台の合間にラジオ放送をきいてジョルジェの勝ちを祈ったが、練習不足のジョルジェは遂に猛打を浴びて惨胆たる敗北を喫した。昨日の人気は地に堕ちてジョルジェを顧みる人はなかった。マリエットが変わらぬ愛の温かい心で彼を迎えてくれた時どんなにジョルジェが悦んだことか。

作品データ

原題
Un Soir de Rafle
製作年
1930年
製作国
フランス
配給
ヤマニ洋行
上映時間
102分
製作会社
オッソ

[c]キネマ旬報社

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