ジェシー・マシューズ
Cecilia
ジェシー・マシューズの初期の映画。監督者クールヴィルはレヴュウ畑出の人で一九三〇年に映画界に入った。
イギリスの有名な経済学者パーシイ卿は節約を主義としていたが、或る日入港した軍艦を娘セシリアと共に訪れた。ちょうどその日は乗組員の慰安会がある筈になっていたので、セシリアはフォスビイ少佐と共に出演する事になり踊りと歌の稽古中を父親に見つけられ上陸させられる事になったが、巧みに変装して少佐と共に出演した所から更に父親の怒りを買った所へ、海軍卿が軍艦を訪れ、少佐はその令息と判り、全ては円満に解決した。
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