ナスターシャ・キンスキー
Diane
ハーレムに迷い込んだ女性の当惑と愛を描くラブ・ストーリー。製作はアラン・サルド、監督・原案・脚本はアルトゥール・ジョフェ、共同脚本はトム・レイフィール、撮影はパスカリーノ・デ・サンティス、音楽はフィリップ・サルドが担当。出演はナスターシャ・キンスキー、ベン・キングズレーほか。
ニューヨークで証券会社に勤めるOLのダイアン(ナスターシャ・キンスキー)はある日港で、何者かに薬を飲まされ、誘拐される。連れて来られたのはアラブのとある国のハーレム。ダイアンは、先祖代々の遺産を受け継ぎ、この国の王となったセリム(ベン・キングズレー)に見染められてしまったのだ。ハーレムに閉じ込められたダイアンは当初自由を求めるが、次第にセリムの置かれた苦しい立場とハーレムの真実の姿を知るにつれ、彼に魅かれてゆくものを感じる。やがてハーレムが外部からの侵入者によって踏みにじられた時、セリムは女たちを解放する決意をする。そしてダイアンと別れたセリムは、見張り番の凶弾に倒れるのだった。ニューヨークに戻ったダイアンの胸には、セリムの面影がよぎるのだった。
Diane
Selim
Massoud
Affaf
Monsieur Raoul
Zelide
監督、脚本、原案
脚本
製作
撮影
音楽
編集
字幕
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