ポーリン・コリンズ
Shirley Valentine
40歳を過ぎて、もう一度自分の人生をみつめ直すひとり女性の姿をコメディ・タッチで描くドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはジョン・ダーク、製作・監督は「007/ムーンレイカー」のルイス・ギルバート、脚本・原作戯曲はウィリー・ラッセル、撮影はアラン・ヒューム、音楽はウィリー・ラッセルとジョージ・ハジナシオスが担当。出演はポーリン・コリンズ、トム・コンティほか。
買い物から戻ってきたシャリー・バレンタイン(ポーリン・コリンズ)は、いつものようにワイン片手に夕食の準備をしながら、さまざまなことを思い出す。夫ジョー(バーナード・ヒル)との楽しかった新婚生活や反抗的だった学生時代のこと。そして優等生だったマージョリーへの嫉妬と憧れ。そのマージョリーにシャーリーは数週間前再会した。今はコールガールをしていると告白したマージョリー(ジョアナ・ラムリー)は、シャーリーに憧れていたと告げ、愛情のこもったキスを送るのだった。そんな時シャーリーは、友達のジェーン(アリソン・ステッドマン)がペアで2週間のギリシャ旅行をあて、彼女から旅に誘われるが決心がつかない。そんなことを考えながら食事の準備をしているうちにジョーが帰宅してきた。夕食が遅れ機嫌の悪いジョーにシャーリーはギリシャに行くことを話したものだから、ジョーのかんしゃくが爆発する。それがきっかけとなって、シャーリーは置き手紙を残してギリシャへと旅立つことになる。しかしジェーンは飛行機の中で出会った男と親しくなり、シャーリーはギリシャのミコノス島でひとりの日々を過ごすことになる。ある日、夕暮れ時に海岸沿いのレストランを訪ねたシャーリーは、そこのオーナー、コスタ(トム・コンティ)と出会い、つかの間のロマンスを味わう。やがて自分自身の人生の夢を見つけ始めたシャーリーは、帰国の日、空港でジェーンの止めるのも聞かず島へ戻り、コスタの店で働くようになる。電話で帰るように呼びかけても帰国しないシャーリーをギリシャに迎えに出かけたジョーは、そこで今まで見たこともない美しいシャーリーと再開するのだった。
Shirley Valentine
Costas Caldes
Jane
Gillian
Marjorie
Joe Bradshow
監督、製作
脚本、原作戯曲、音楽
製作総指揮
撮影
音楽
編集
字幕
[c]キネマ旬報社