監督
ひまをもてあました女性二人の繰り広げるバカ騒ぎを実験的な手法も織り混ぜて描いたユニークな作品。監督はチェコの女流、ヴェラ・ヒティロヴァ、パーヴェル・ユラーチェクの原案をエステル・クルンバホヴァーが脚色、撮影はヤロスラヴ・クチェラ、音楽をイジィ・シュストとイジィ・ジュルトルが担当。出演はイヴァナ・カルバノヴァ、イトカ・チェルトヴァほか。
ストーリー
ユリエ(イヴァナ・カルバノヴァ)とユリエ2(イトカ・チェルトヴァ)の姉妹はサイケなおめかしで今日も街に出かけ、男をひっかけ、散々もてあそんだあげく、食い逃げでポイ。そんな騒々しくもチャランポランな暮らしが彼女たちにとっての日常だ。牛乳のお風呂に入り、グラビアを切り抜いているうちにお互いの身体をチョン切りはじめ、ついにはスクリーンさえコマ切れになってしまう。しかし相変わらずしかめつらした周囲は彼女たちのことなど目にもとまらないようだ。「変ね、私たちはいないのかしら」。ある日二人は党のお偉方のためのパーティー会場に忍び込み、料理を手あたりしだいに荒らした果てに、ファッション・ショーまではじめ、大騒ぎのうちに幕となる。
スタッフ
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ニュース
作品データ
- 原題
- Sedmikrasky
- 製作年
- 1966年
- 製作国
- チェコスロバキア
- 配給
- アーバン21
- 初公開日
- 1991年3月3日
- 製作会社
- バラーンドフ・フィルモーヴ・ステュディオ
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