ロバート・アーキンズ
Jimmy Rabbitte
ソウル・バンドとしての成功を夢みるアイルランドの若者たちの姿を描く青春群像ドラマ。製作総指揮はアーミァン・バーンスタイン、トム・ローゼンバーグとスーター・ハリス、製作はロジャー・ランドール・カトラーとリンダ・マイルズ、監督は「愛と哀しみの旅路」のアラン・パーカー、撮影はゲイル・タタソール、音楽はG・マーク・ロスウェルが担当。出演はオーディションで選んだ無名の新人達を中心に、ロバート・アーキンズ、マイケル・アーニー、アンジェリン・ボール他。
ダブリンに本物のソウル・バンドを作りたいと夢みるジミー(ロバート・アーキンズ)は、同じ夢を持つデレク(ケネス・マクラスキー)、アウトスパン(グレン・ハンサード)と共にメンバー集めを開始する。へべれけに酔って豪快な歌いっぷりを披露していたデコ(アンドリュー・ストロング)をスカウト、募集広告を見てやってきたサックスのディーン(フェリム・ゴームリー)、ドラムのビリー(ディック・マーシー)ピアノのスティーブン(マイケル・アーニー)、エルビスやビートルズともプレイしたことがあるという中年のトランペッター・ジョーイ(ジョニー・マーフィ)を採用、仲間うちの憧れの女性イメルダ(アンジェリン・ボール)とその友人ナタリー(マリア・ドイル)、バーニー(ブロナー・ギャラガー)をコーラスに誘う。未熟者のよせ集めではあったが、ジミーを中心とした屋根裏部屋でのレッスンを重ね、数ヵ月後、この“ザ・コミットメンツ”はいよいよダブリン市民会館の舞台へ。拙い演奏ではあったが、彼らのビートは少年たちの胸に訴えるものがあった。その後もぐんぐん腕を上げていくのと平行に、グループ内の恋愛問題、意見の違いなど、摩擦が生じ始める。スター気取りのデコとぶつかったビリーはついにバンドを辞め、代りに用心棒のちょっと危いミッカー(デイブ・フィガネン)がドラマーとして参加する。“ザ・コミットメンツ”の人気はどんどん高まり、レコーディングの話も舞い込むが、メンバーの間の亀裂はもはや修復のしようもなく、ジミーはバンドを諦めることに。やがてメンバーはバラバラになり、それぞれ別の道を歩んでゆく。そしてジミーは全てを失いながらも、何かを掴んだことを確信するのだった。
Jimmy Rabbitte
Steven Clifford
Imelda Quirke
Natalie Murphy
Derek Scully
Outspan Foster
Deco Cuffe
Dean Fay
Billy Mooney
JoeyThe_LipsFagan
Bernie McGloughlin
Michah Wallace
監督
脚本
脚本
脚本、原作
製作
製作
製作総指揮
製作総指揮
製作総指揮
撮影
音楽
編集
字幕
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