監督
ミラノ・カトリック大学民俗学研究所のグーリエルモウ・グアリーリア博士監修のもと、アフリカ大陸各地の奇習・伝統・儀式を紹介するドキュメンタリー。本来は二部作であったものを配給会社が一本にまとめて公開した。アフリカの詩人レオポルド・サンブールの詩を冒頭に引用したのち、本編が始まる。若者たちが大人になるため死を学びとる集団墓地・魔窟ドゴン、子供たちがペニスの先を切られて泣きわめく集団割礼、マングラ山中の聖地で行なわれる死者の皮剥ぎ、足を打って歩行できなくなったラクダの解体作業・死祭り、思春期に達した男女の門歯を原始的なノミで削り取る歯削り、猛毒を持つサソリを平気で食べる老人などなど。北アフリカのチェニスを起点に南下、サハラ砂漠、ギニア、コンゴ、カラハリ砂漠を通って北上、ナイロビ、エチオピア高原、ヌビア砂漠と通り最後はアラビアに至る。
ストーリー
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。
スタッフ
監督
アルフレッド・カスティグリオーニ
指揮
オスカー・ロッキ
撮影
アーントーニオウ・モウディカ
撮影
ドゥエロウ・レアーレ
音楽
フランコ・ゴウディ
編集
リタ・オリヴァーティ・ロッシ
主題曲
キム
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 原題
- Addio ultimo uomo Africa dolce e selvaggio
- 製作年
- 1982年
- 製作国
- イタリア
- 配給
- 東宝東和
- 初公開日
- 1984年10月27日
- 製作会社
- カスト
- ジャンル
- ドキュメンタリー
[c]キネマ旬報社