テレンス・スタンプ
ランボー
散文詩集『地獄の季節』で知られる19世紀フランスの詩人アルチュール・ランボーの、短くも激しい人生を描いた伝記映画。
1871年、反逆の詩人として名を馳せるランボー(テレンス・スタンプ)は、ヴェルレーヌ(ジャン・クロード・ブリアリ)に呼ばれ、一緒に暮らすためにパリのヴェルレーヌの家に行くが、そのためにヴェルレーヌの家庭は崩壊してしまう。それでも二人は、二人だけの生活をはじめるが、やがてはそれさえ破綻し、ヴェルレーヌは、去ろうとしたランボーの背に発砲し、投獄される。10年後、詩を捨てたランボーは武器商人としてアフリカに渡り、現地の女ジェネット(フロリンダ・ボルカン)と愛しあうが、脚の腫瘍の悪化で37歳の生涯を閉じる。
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