ミシェル・ガラブリュ
アルベール
リュック・ベッソンの「最後の戦い」「サブウェイ」で助監督をつとめたディディエ・グルッセの監督作。
殺人光線でテレビアナウンサーを殺害するマッド・サイエンティストと刑事の闘いを描くSFスリラー。天才科学者アルベール(ミシェル・ガラブリュ)は、テレビアナウンサーの愚劣さに怒り、画面に向かって光線を発車すると人を殺せるマシンを作って三人のアナウンサーを殺害。捜査を命じられたロマン刑事(リシャール・ボーランジェ)は、ヨーロッパ中の一流学者を集めて研究させ、システムを解明し犯人のテレビに逆に光線を送り込むことにするが……。翌日、ロマンがアルベールを割り出すが、内務省の役人が超法規処置だといってアルベールを射殺してしまう。
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