テレサ・レオパルディ
グロリア
殺人事件を目撃したトップ・モデルが襲われた恐怖体験を描くサスペンス。監督はジョー・ブレナー(ブルーノ・ガブロ)。
美人ファッションモデルのグロリア(テレサ・レオパルディ)は、ある夜仕事で帰宅が遅れたため、電話を借りようと立ち寄った一軒家の別荘で殺人を目撃する。調査を開始したリッツォ署長(アンソニー・フランシオーサ)は殺人現場である別荘に向かうが、その別荘は20年前から廃屋になっており、彼女が殺人を見たという部屋すらなかった。グロリアは事件の恐怖に脅え、精神科医のジャン・マルコ(マイルス・オキーフ)に催眠療法の診療を受けるが、その後、彼女の周囲で奇怪な事件が相次ぐようになる。一方、事件の捜査を進めていたリッツォ署長は、やがてひとつの確信にぶつかった。実は、ジャン・マルコが20年前に恋人を殺害した時の事件をグロリアが感知したのだった。
[c]キネマ旬報社