ユーリー・カユーロフ
レーニン
1918年に7月に行われた全露ソヴィエト会議で対立する左翼社会革命党とレーニン率いるボルシェヴィキの戦いを描いた政治ドラマ。
左翼社会革命党はドイツと結んだブレスト講和条約に反抗してウクライナの農民の解放のため戦争を始めることをアピールするが、レーニン(ユーリー・カユーロフ)は革命を守るために条約は必要だと反論。左翼社会革命党の決議が否定されると、彼らはドイツ大使を殺害し、首都で暴動を起こす。レーニンはクレムリンにたてこもって暴動の鎮圧を指揮。やがてボルシェヴィキに忠実な軍の活躍とラトヴィア人の狙撃者の到着で暴動は収まる。
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