白鳥の死(1937)
白鳥の死(1937)
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白鳥の死(1937)

1941年5月29日公開、100分
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ポール・モーランの同名小説の映画化で、当時新鋭のジャン・ブノア・レヴィが監督した。イヴェット・ショーヴィレとミア・スラヴェンスカという二大バレリーナの共演も見ものであった。バレエの舞台が美しくドラマを盛りあげた。

ストーリー

ロシアの踊子カリーヌ(ミア・スラヴェンスカ)がパリのオペラ座に主演することになり、ボープレ(イヴェット・ショーヴィレ)はスターの位置からおとされた。それを一番悲しんだのはローズ・スーリ(ジャニーヌ・シャラ)というバレエ学佼の少女で、彼女はボープレに対する同情の余り、ローズは『白鳥の死』の舞台稽古のとき、舞台の床を一部分はずれるようにして、カリーヌに怪我をさせた。犯人は分らない。足を悪くしたカリーヌは、舞台に立てなくなり、舞踊の教師となり、ローズを教える立場になる。彼女はローズの才能を見ぬき、熱心に教えたので、ローズはついにその愛情に負け、しかもボープレはさっさと引退して結婚してしまい、絶望的な気持になる。最後に自分の罪がバレるのをおそれて、彼女は地下水道に逃げるが捕えられ真相を打ち明ける。カリーヌは彼女の将来のために、すべを許す。

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作品データ

原題
La mort du cygne
製作年
1937年
製作国
フランス
初公開日
1941年5月29日
上映時間
100分
製作会社
Cineatlantica


[c]キネマ旬報社