チャルヤ・チャン
マーク
平凡な大学生が知らず知らずのうちに悪の道へ引きずり込まれていく姿を描く。主演は、「愛人 ラマン」のレオン・カーフェイ。相手役にグロリア・イップが共演している。監督はピーター・ポー。製作はシン・ソンイルとパク・ヨンギュ。脚本はプーンユエン・レオン。撮影はリー・タクシン。音楽はクリス・バビダ。
外向的なマーク(チャルヤ・チャン)と内向的なケント(サクヒュン・カン)は、同じ大学に通う親友同志。性格も外見も対象的な二人は、キャンパスで見つけたかわいらしい女学生、チャーリー(グロリア・イップ)に恋していた。だが、彼女の父親、チャン(レイ・チーホン)は黒社会のボスだった。ある日、マークとケントは、ひょんなことから学生同志の喧嘩に巻き込まれ、退学処分になってしまう。途方に暮れていた彼らは、チャーリーの運転手兼ボディーガードのハンク(レオン・カーフェイ)に、チャンの仕事を手伝うことを薦められ、知らず知らずのうちに黒社会に染まっていく。美術品の引き取りから黒社会間の抗争へと二人の行動はエスカレートし、最後にはボスの情婦サリー(キャリー・ン)をめぐるボスとボディガードとの権力抗争に引きずり込まれる。
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