サンドリーヌ・ボネール
Jeanne
ジャック・リヴェット監督、サンドリーヌ・ボネール主演によるジャンヌ・ダルクの生涯を綴った大作の第2部。ジャンヌが囚われの身となり、火刑台にかけられるまでの苦悩に満ちた後半生を描く。スタッフ、キャストは第1部と同じ、台詞は「地に堕ちた愛」のパスカル・ボニツェールと「彼女たちの舞台」のクリスティーヌ・ロラン、撮影は「美しき諍い女」のウィリアム・ルプシャンスキー、音楽は「めぐり逢う朝」のジョルディ・サバール、衣装はロランが担当。ジャンヌ役に抜擢されたのは「プレイグ」のサンドリーヌ・ボネール。主な出演者はアンドレ・マルコン、パトリック・ル・モフ、ディディエ・ソーヴグラン、ステファヌ・ブーシュ、マティアス・ジュング、ジャン・ルイ・リシャール、マルセル・ボゾネなど。第2部のみの出演はフィリップ・モリエ・ジェヌー、ヤン・コレット、エディット・スコブ、エレーヌ・ド・フジュロール、モニーク・メリナン、アラン・オリヴィエなど。
ジャンヌ(サンドリーヌ・ボネール)の勝利により、シャルル(アンドレ・マルコン)は大司教ルニョー・ド・シャルトル(マルセル・ボゾネ)から王冠を戴き、王座に着いた。ジャンヌは引き続き戦地へ赴き王国の中心地パリを奪い返そうとするが、オルレアンでの戦いの時とは違い、もはや彼女に神のお告げは下らなくなっていた。やがてすべての部隊は撤退せよという王の命令が伝えられる。王族でありながらイギリス側に着いていたブルゴーニュ公フィリップ善良公(フィリップ・モリエ・ジェヌー)との休戦協定が結ばれたのだ。ジャンヌは休息を命じられたが、故国を救おうという使命感ばかりが募り再び戦場へ。そしてブルゴーニュ軍の兵士に捕まってしまう。ブルゴーニュ公の前で神と王国への絶対的信頼を大胆にも語ったジャンヌは公の激怒を買う。公の忠臣ジャン・ド・リュクサンブール(ヤン・コレット)の城へ移されたジャンヌ。彼女の捕われの生活をやわらげようと、リュクサンブールの妻ジャンヌ・ド・ベテューヌ(エディット・スコブ)、娘ジャンヌ・ド・バール(エレーヌ・ド・フジュロール)、そして伯母ジャンヌ・ド・リュクサンブール(モニーク・メリナン)の3人の“ジャンヌ”が、手厚く面倒をみてくれた。イギリスはジャンヌの身柄譲渡に高額を提示する。シャルルが身代金を集めてくれると希望を抱いていたジャンヌであったが願いはかなわず、彼女はイギリスに引き渡されてしまう。司教コーション(アラン・オリヴィエ)は、これまでのジャンヌの功績を無きものにし、彼女によって王座に就くことが出来たシャルルの権威を失墜させるためジャンヌを不当な裁判にかける。そして男装を禁じた上、永久入牢の刑を申し渡した。女の服を着たジャンヌは、看守を買収して忍び込んだ貴族に暴行されかけたため、再びもとの軍服に身を包み「牢獄で死ぬより、いっそ死刑を選びます」とコーションに告げる。その答を待っていたコーションはジャンヌに死刑の宣告を下す。コーションの企みを見抜いたジャンヌは「あなたを神の前で告発します!」と言い放った。火刑台へ連行され炎と煙に包まれるジャンヌ。苦しみのなか、彼女はイエスの名を叫び続けた……。
Jeanne
Charles Dauphin de France
Jean Batard d'Orleans
Raoul de Gaucourt
La Hire
Jean Pasquerel
La Tremoille
Regnault de Chartres
Philippe Le Bon
Jean de Luxembourg
Jeanne de Bethune
Jeanne de Bar
Jeanne de Luxembourg
Pierre eveque de Beauvais
監督
製作
撮影
音楽
美術
編集
衣装デザイン、台詞
録音
台詞
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