秋吉久美子
エリザベス
古典落語の修業に励む二ツ目の落語家と風俗嬢、落研の女高生たちの青春群像を描く。脚本、監督は「ライブイン茅ケ崎」など自主映画で活躍、この作品が劇場用映画のデビューとなる森田芳光、撮影は渡部眞が担当。
二ツ目の落語家、志ん魚は二十三歳の誕生日、志ん米はじめ、仲間の援助で初めてソープランドに行った。志ん魚についたエリザベスは初々しい彼に興味を抱き、二人はその日からデートを重ねた。彼女はペンギンブックスを読むようなインテリだ。数日後、そんな志ん魚に、女子高の落研に所属する女の子たちがコーチを依頼に来る。志ん魚はその中の一人、由美に心を寄せる。純な志ん魚は由美のことをエリザベスに告白するが「バレなければいいじゃない」と気にしない。志ん魚は割りきれないまま、エリザベス、由美とデートを続けた。その頃、志ん米の真打ち昇進が決まった。先輩の昇進を喜ぶと同時に、取り残されたような気持の志ん魚は、エリザベスの部屋を訪ねた。彼女は雄琴に行くと荷作りをしていた。寂しさをこらえて手伝う志ん魚。志ん米の真打ち昇進パーティの日、志ん魚と仲間は将来の夢を語り合うのだった。
エリザベス
志ん魚
志ん米
志ん水
志ん肉
志ん菜
由美
まりや
真代
佐紀
師匠
おかみさん
おばさんディレクター
志ん米の妻
志ん菜の姉
笑太郎
由実の父
由実の母
有名落語家
日舞の先生
トルコ嬢アグネス
オカマ・川島
オカマ・川添
四季子
弁当主婦
エリザベスの友達・亜矢
志ん水の女友達
ナガシマ
お客様
お天気おねえさん
前座・柳感
前座・君丸
監督、脚本、企画
製作、企画
撮影
音楽
編集
スタイリスト
スタイリスト
メイク
照明
録音
助監督
助監督
助監督
小道具
記録
[c]キネマ旬報社