監督
日本人同士の激闘(力道山対木村政彦)から、世界へ(シャープ兄弟やボボ・ブラジル、ルー・テーズとの対戦)はばたいた力道山は「空手チョップ」という言葉を戦後史の一ページに残した。そして、昭和三十八年十二月、急逝。彼が急逝した後、プロレス界は混迷の時代へ突入する。しかし、ジャイアント馬場とアントニオ猪木が全日本プロレスと新日本プロレスという二大組織で競いあう中でプロレス熱は復活した。そして次々とジャンボ鶴田、テリー・ファンク、ハルク・ホーガン、スタン・ハンセン、アンドレ・ザ・ジャイアント、タイガーマスク、長州、藤波など新しいスターたちが登場。この作品はこういったブームの中で、プロレスの日本における原点となった力道山の全貌を描くドキュメンタリー。「私、プロレスの味方です」の作者でもある作家・村松友視が製作、監督は「TATOO<刺青>あり」の高橋伴明が担当。主題曲は、山下洋輔トリオ(「BATLLE ROYAL」)。
ストーリー
※本作はドキュメンタリーのためストーリーはありません。