団鬼六 縄責め
団鬼六 縄責め
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団鬼六 縄責め

1984年9月1日公開、71分
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夫を恨む男たちの罠にはまり、SMの調教を受ける新妻の姿を描く。脚本は志村正浩、監督は「女帝(1983)」の関本郁夫、撮影は「団鬼六 修道女縄地獄」の野田悌男がそれぞれ担当。

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ストーリー

圭子は銀行の支店長、小林雄三の後妻になるが、冷えきった夫婦関係に悶々とした日日を送り、一人で恥ずかしい行為に耽っていった。ある日、圭子は一人で湘南にドライブに行き、野崎という青年に出合う。一方、夫の雄三はルミという愛人がおり、圭子とではやらない淫らなセックスに溺れている。数日後、圭子は野崎に電話をかけ、二人は砂浜で熱い愛をかわし、彼女は夫からは知らされなかった歓びに燃え上がった。それから暫くして圭子に電話が入り、野崎との行為中の写真を撮ってある、バラまかれたくなかったら五百万円もってこいとのことだ。圭子はなんとか百万をかき集め、目隠しされバー「すばる」に連れていかれる。そこには電話の主、土田がおり、残りの四百万は躰で払ってもらおうと、ナイフで服を剥ぎ取られる。脇には、ルミと二人の女が縄で縛られながらも、恍惚の表情で横たわっていた。家に帰った圭子は、浮気を知った雄三に恥毛を剃り落とされてしまう。翌日、圭子は野崎に相談し、逆上した彼は「すばる」に行くが叩きのめされてしまう。そして、土田は“剃毛までして、用意がいい”と圭子の調教を始めた。連日、浣腸され、縛られ、マスクをかけた男たちに犯される圭子。その男たちの中に、野崎がいた。実は雄三に融資を断わられた土田が計画した罠だったのだ。圭子の恥態のテープを五千万円で買えと言われた雄三が「すばる」に現れた。そのとき、宙吊りにされた圭子をささえる金具が突然はずれ、彼女は野崎の上にぶつかり、土田の持っていたナイフが野崎の腹にくい込んだ。呆然とする土田、ルミ、雄三の前で圭子は野崎の死体を始末する。五千万円の小切手に火をつける圭子の姿は女王のようであり、雄三を奴隷のように見下していた。

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作品データ

製作年
1984年
製作国
日本
配給
にっかつ
初公開日
1984年9月1日
上映時間
71分
製作会社
にっかつ


[c]キネマ旬報社