菊池桃子
MOMOKO
突然、超能力を身につけた少女が、同じようにエスパーとなった少年たちと謎のBOYを救うまでを描くＳＦファンタジー。マイク・スプリングレインの原作を「ウインディー」の原田眞人が脚本化、監督は「月の夜・星の朝」の石山昭信、撮影は「宇能鴻一郎の桃さぐり」の山崎善弘がそれぞれ担当。
ストーリー
MOMOKOは、母や幼なじみのモトハルと遊園地で過ごした6歳の時の夢を見た。その日から、彼女はガラスを破壊できるサイコキネシスを身につける。モトハルもまた、精神を集中させると物を移動させることのできる力をつけていた。近頃MOMOKOの通う高校では誘拐事件が多く、特別な能力を持っている生徒が数日行方不明になったのち、その間の記憶ともとの才能を失って帰って来るのだ。翌日、“ディラスポーラ”というメッセージのもとに予知能力を持つ小学生のギンジロー、テレポーテーションのできるトオルが集まってきた。突然、銃を構えた男マルイがMOMOKOを襲う。マルイのボス・フレイムがエスパー狩りにしむけたのだ。MOMOKOの学校の片山先生がフレイムのエージェントで情報を流していたのである。誘拐事件も彼らの仕業だった。手から高熱を発するブーに助けられるMOMOKO。そして、テレパシストのステーションとエスパーの仲間が揃った。MOMOKOは「BOY、ヘルプ」という声を聞く。BOYと会えるのは「水のある場所から水のある場所への移動時」とギンジローのコンピュータが解答した。学校のプールでトオルがMOMOKOを抱いてテレポート、MOMOKOはBOYと対話する。BOYは母の星へ行く途中、地球の小さな水に落ちたが破ることができず、助けてほしいと言うのだ。ステーションがMOMOKOの心を読み、彼女が6歳の時の遊園地で、BOYが落ちたこと、その場に集まっていたものに超能力がふり分けられたことがわかる。モトハルは一人でゴールデン・フレイム研究所に乗り込んで行く。BOYは水の入った小箱の中にいた。それは6歳の時のMOMOKOが割らないとBOYを救けられないのだった。BOYはフレイムの手によってプールに投げ込まれた。溶けてしまうBOY。その時、MOMOKOがプールに飛び込み、割れた小箱を元に戻すように告げる。プールの水が上昇、BOYは帰って行った。遊園地での6歳のMOMOKOにBOYが語りかける。「僕が落ちた時、君は早く高校生になりたいと思ってた。だから16歳になる夢を見た」のだと。10年後、高校生になったMOMOKOに「さよなら」とBOYの声が聞こえる。
キャスト
早乙女愛
片山先生
益岡徹
ゴールデン・フレイム
竹中直人
マルイ
井浦秀智
モトハル
磯崎洋介
ギンジロー
栗田光志
トオル
五十嵐登
ブー
佐藤直洋
ステーション
あき竹城
芸能人風おばさん
上條恒彦
MOMOKOのパパ
朝丘雪路
MOMOKOのママ
スタッフ
監督
石山昭信
脚本
原田眞人
原作
マイク・スプリングレイン
撮影
山崎善弘
音楽
林哲司
美術
渡辺平八郎
編集
井上治
特殊メイク
原口智生
照明
礒野雅宏
録音
佐藤富士男
特殊技術撮影
大岡新一
特殊美術
井口昭彦
視覚効果
中野稔
助監督
佐藤敏宏
企画
藤田浩一
企画
小向正司
企画
遠藤克彦
企画
波多腰晋二
プロデューサー
岡田裕
プロデューサー
八巻晶彦
主題歌
菊池桃子
特撮助監督
祭主恭嗣
スチール
野上哲夫
製作プロダクション
ニュー・センチュリー・プロデューサーズ
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
PR
緊迫の撮影現場の舞台裏とは？豪華キャストたちの言葉で、本作の新たな側面をひも解く！
PR
成田凌ら実力派俳優が紡ぐ、つげ義春原作、片山慎三監督最新作の唯一無二な世界の魅力に迫る
PR
痛快、爽快…それだけじゃない！上田慎一郎が『カメラを止めるな！』公開前から温めてきた作品の真髄に迫る
PR
全米＆世界で大ヒット！映画ファンと識者がひも解く、1人の女性の決意に涙する理由とは？
PR
最高の環境で映画を。 “IMAX推し”作品を毎月アップデート
PR
韓国ドラマ「愛のあとにくるもの」での日本ロケ撮影を支援！ロケ地の魅力をたっぷりお届け
PR
『グラディエーター』24年ぶりの続編『グラディエーターII 』の注目ポイントをまとめて紹介
PR
プロジェクト情報を発信。お気に入り映画館を応援し、ミニシアターの魅力を再発見しよう！
PR
女性の活躍に注目する新部門も！豪華ラインナップの「第37回東京国際映画祭」の魅力をレポート
PR
映画好きなら、このためだけにも入会する価値アリな「Pontaパス」を知ろう！
"怖い"を楽しめる情報が充実！PRESS HORRORでもっとホラーが好きになる
