ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎行進曲
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ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎行進曲

1987年公開、93分
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トオルとヒロシのツッパリコンビが敵対する番長、無期停学組を相手に大暴れする「ビー・バップ・ハイスクール」の第三作目。『ヤングマガジン』に連載中のきうちかずひろ原作の同名漫画の映画化で、脚本は「化身(1986)」の那須真知子、監督は「紳士同盟」の那須博之、撮影は同作の森勝がそれぞれ迫当。

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ストーリー

憧れのマドンナ、今日子がアメリカ留学してしまい、茫然とした日々を送るトオルとヒロシの前に進学校、桜ケ丘の連中が喧嘩を売ってきた。学校創立以来のワルだと自慢する腹巻鉄也をおちょくった彼らは、立花商業のNo.2ミノルに向かわせる。どうしてもトオルとヒロシをやっつけないと気のすまない腹巻は、自分の女、裕美を使っておびきたすことに成功、だが、裕美をめぐって敵味方入り乱れての乱闘騒ぎとなる。トオルに夢中の五中の如月翔子が授業中の教室に飛び込んで来た。「こんなガキ」とつらくあたるトオルだが、翔子は友達の沙貴をヒロシに紹介しようとする。ヒロシは沙貴を気に入るが、沙貴は居合わせた舎弟の信雄がタイプだと言いだす。その日、ヒロシは淋しい夜を迎えたのだった。皆がもてない悲惨な青春を送っているなか、北高番長の前川だけはモテモテ。前川に女を寝とられたと迫る飯田と川津に「お詫びに俺の女を世話する」と聞いて、トオルとヒロシは自分たちもと頼み込む。そこに立花商業の菊氷も加わった。その時、怖くなった飯田と川津が逃げ出し、ゲームセンターから出て来た無期停学の須賀良治たちのグループと激突してしまった。追いかけてきたトオルたちは良治たちと喧嘩になるが、その場は少年課の刑事、鬼島に収められる。狂暴な良治は前川、菊永を闇打ちで病院送りにしてしまった。不意の襲撃を恐れて緊張する愛徳一家。翔子はトオルのために良治たちのたまり場のゲームセンターへ探りにいくが、人質として捕われてしまう。それを追った信雄も捕まってしまった。トオルとヒロシは翔子と信雄を救うため、良治たちが隠れている工場に乗り込んだ。そして、激戦の末、ひとりまたひとりと無期停学組をやっつけていくのだった。

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作品データ

製作年
1987年
製作国
日本
配給
東映
初公開日
1987年
上映時間
93分
製作会社
東映


[c]キネマ旬報社