清里めぐみ
加納はるか
高校柔道部を舞台に全国大会出場を目指す二人の女高生を描く。脚本は「赤い禁猟区 ハードコアの夜」の加藤正人、監督は「白ばら学院 わいせつな放課後」の北村武司、撮影は遠藤政史がそれぞれ担当。
白百合学園柔道部。実力ナンバー・ワンの加納はるかが練習後、シャワーを浴びている。その姿を壁の穴から覗いているのは彼女に憧れる村井小夜と山下半助だった。二人は、はるかの名を叫びながら体を重ね合い、果てていった。ある日、向かうところ敵なしのはるかにライバルが現れた。白百合学園理事長の娘、綾小路霞が転校してきたのだ。霧ははるかと乱取りを始めると、彼女を壁に叩きつけてしまう。さらに霞は、コーチの矢野をセックスをエサに自分専属にさせてしまう。一方、はるかは何度やっても霞に勝てず、矢野に退部を申し出た。しかし、矢野は、霞は強いだけだがはるかの柔道には心があると退部を思い止どまらせた。全国大会の代表者決定戦を控えたある日、ホテルで絡み合う霞と矢野。霞は矢野に、はるかを練習で試合に出られない位、痛めつけて欲しいと迫り、断れば辞めさせると脅した。矢野は霞との約束を守るべくはるかを痛めつける。しかし、歯を食いしばって頑張るはるかのけなげさに、矢野は胸をしめつけられ、内に秘めていた彼女への思いを告白してしまう。慈しむようにはるかの全身に舌をはわせる矢野は、充分に潤った陰裂に、黒々と怒張した一物をズブズブと埋めていく。代表者決定戦。霞は矢野に痛めつけられたはるかの足を狙い責めつける。霧十八番の締め技が決り、はるかは身動きが出来ない。その時、はるかは、「人間は力を入れる直前にフッと力が抜ける」という矢野の言葉を思い出した。霞がとどめをさそうとしたとき、はるかの投げ技が決った。「それまで!」ガッツポーズのはるか。矢野は、ひとり静かに去っていく。
加納はるか
綾小路霞
村井小夜
矢野源五郎
岩清水健治
山下半助
桧垣耕一郎
桧垣耕二郎
桧垣耕三郎
柔道部員A
柔道部員B
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