鹿賀丈史
木村肇
財テクに明け暮れるある家族の生活を描く。脚本は「山田村ワルツ」の一色伸幸が執筆。監督は「愛しのハーフ・ムーン」の滝田洋二郎、撮影は「四月怪談」の志賀葉一がそれぞれ担当。
木村家の家族は財テクというより、小銭集めに忙しい毎日を送っていた。仕出し弁当づくり、老人を使っての新聞配達、妻・典子の色っぽいモーニングコール・サービスなど。夫の肇はサラリーマンでありながら、こういった副業に異常な執念を燃やしていた。照美と太郎もまたちゃっかりしていて、伯父さんから肩たたきを頼まれると必ず後から請求書を出すのだった。しかし、太郎だけはこのような金儲けに後ろめたさを感じており、伯父からもらった聖書を読むうちその思いを強くしていった。典子の実兄・雨宮夫妻は太郎を引き取ろうとするが、肇に追い返された。しかし、木村夫妻も子供は可愛い。思い切って小銭稼ぎをやめることにした。それでも隣の高倉家が自分たちに代わって商売を始めたとなると、木村家も黙ってはいられなくなった。老人会も巻き込んで木村家と高倉家の激しい商売合戦が始まった。一時金儲けをやめていたので、客をすっかり高倉家に取られていたが、太郎の吹くハーモニカでまた木村家に客が戻ってきた。
木村肇
木村典子
木村照美
木村太郎
雨宮晋一
雨宮小百合
雨宮ミツ
高倉正志
高倉さやか
高倉拳
時次郎
松吉
竹吉
梅吉
富士江
鷹江
那須江
広野
安代
係長
課長
神河内先生
校長先生
隠れクズ屋
ダンス教師
新聞店主
貧婪な学生
OL
蕎麦屋A
蕎麦屋B
淫らな主婦
淡白な主婦
中年男
監督
脚本
原作
撮影
音楽
美術
編集
照明
録音
助監督
企画
企画協力
企画、制作
プロデューサー
プロデューサー
主題歌
スチール
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