小野みゆき
土屋名美
TV局のレポーターらがある基地跡で、次々に死霊に襲われていく恐怖を描く。脚本は「赤い縄 果てるまで」の石井隆が執筆。監督は、「魔性の香り」の池田敏春、撮影は「1000年刻みの日時計 牧野村物語」の田村正毅がそれぞれ担当。
TVレポーター・名美の元へ一本のビデオテープが送られてきた。リアルな映像で女性が惨殺されるが、その顔は自分にそっくり。名美は真相を確かめるため制作部の仲間たちと撮影現場をつきとめ訪ねてみた。そこは郊外の基地跡で、名美ら5人は三手に別れて行動することにした。名実は建物の入口で不審な男と出会うが、彼は「気をつけろよ」と言葉を残して去った。麗、理江、雅子、近藤と名美の仲間たちは一人一人姿を消しては惨殺されていく。名美は得体の知れない恐怖に襲われた。名美も殺されそうになるが、前に会った男、大輔に助けられた。彼はヒデキという弟を殺したという。名美は部屋の片隅で古びた写真を見つけ、おぼろ気ながら真相をつかんだ。そこには少年と自分にそっくりな母親が写っていた。突然、大輔の体を引き裂き、内臓から胎児のような形をしたヒデキが飛び出した。結局、名美は助かり、今回の事件についてTVでレポートした。2年間続けた番組もこれで終わることになったが、放送が終わって間もなく名美の体に異変が起こった。ヒデキが大輔から名美へと乗り移っていたのだった。
監督
脚本
製作
撮影
音楽
美術
美術
編集
特殊メイク
照明
録音
助監督
企画
プロデューサー
プロデューサー
スチール
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