監督、製作
世界グランプリ・レースに挑戦するライダー達の姿を描く。脚本はミケーレ・ブラーガと高城和彦の共同執筆。製作・総監督は「プライド・ワン」(製作)の高木巖、撮影監督はエンリコ・ジャンニがそれぞれ担当。出場ライダーは平忠彦、ワイン・ガードナー、ランディ・マモラ、エディー・ローソンら。日伊合作。
ストーリー
1987年世界チャンピオンGPレースではユーゴスラビア、オランダのレースと熾烈なトップ争いが繰りひろげられていた。ライダーは昨年のチャンピオン、エディー・ローソンとワイン・ガードナー、ランディ・マモラ。日本の平忠彦は全日本選手権でV3を果たし、世界GPレースへと旅立った。レースは毎週のように各国で開催されている。日本での鈴鹿8時間耐久レースを控えたフランス、ル・マンでのレースで平は不運に見舞われた。練習走行中転倒し、首と鎖骨、肋骨、右手を骨折する重傷を負ったのだ。平は鈴鹿を欠場せざるをえなかった。ヤマハ・テック21チームは平をリーダーとしてケビン・マギーとマーチン・ウイマーで編成を組み、混戦の末に勝った。ライダーとして鈴鹿に出場できなかった平の心境は複雑だったが、傷が完治しないままイギリスGPレースへと参加した。ここで平はコースレコードを出しうっぷんを晴らした。続いてチェコスロバキアGPレースで平は3位に入り、サンマリノで4位と健闘したが、ポルトガルでは再び事故に遭った。そしてライダーたちは最後の決戦となる史上初のGPレース開催地の南米へ渡っていった。
スタッフ
脚本
ミケーレ・ブラーガ
脚本
高城和彦
ナレーション
ジュリアン・マクファーレン
撮影
エンリコ・ジャンニ
撮影
ジーノ・フェルチイ
撮影
ジョバンニ・ロビアティ
撮影
恒松龍兵
撮影
岡田文彦
撮影
古川誠
撮影
比屋根信雄
撮影
梶原達男
撮影
星野和弘
撮影
スティーブ・カールサー
撮影
ヴァスコ・リオバム
撮影
ジョン・ルーツ
音楽、主題歌
ハリー・スキュアリー
録音
稲村和己
企画
シルバーストーン
プロデューサー
中野美樹
構成
アルド・レイナ
製作協力
ヤマハ発動機
製作協力
電通
製作協力
マールボロ・チーム
コラム・インタビュー・イベント
ニュース
作品データ
- 製作年
- 1988年
- 製作国
- 日本
- 配給
- 東宝東和
- 初公開日
- 1988年4月16日
- 上映時間
- 100分
- 製作会社
- シルバーストーン
[c]キネマ旬報社