鈴木富子
ヤマト神帝
天聖界のヘッドロココと悪魔や鬼との戦いを描くアニメ。反後四郎の原案を基に「ビックリマン」の富田祐弘が脚本を執筆。監督は佐藤順一が担当。「東映まんがまつり」の1本として公開。
ヘッドロココと六人の神帝は、旅の途中で助士すいさいを空魔から助けたが気を失ってしまった。気がつくとそこは天地球で、魔鬼の予鬼が天使のふりをして悪事を働いていた。宴会が始まってヤマト神帝たちは酔っ払うが、それは予鬼を誘き出すための演技だった。予鬼は助士を人質に取るが、神帝男ジャックのコインが命中した。鬼ケ星へ戻った予鬼と天魔界のスーパーデビルはそれぞれに天地球の秘宝を手に入れようとするが、失敗、秘宝とは人と人とが協力し合う心のことだった。天地球が救われると、大地から聖天妃・愛然かぐやが現われた。そしてヘッドロココたちは、再び、次界の出口を求めて旅立った。