森沢なつ子
来生紀子
修学旅行を舞台に高校生たちの恋や友情、人々とのふれあいを描く。原案・脚本は「螢川」の中岡京平が執筆。監督は「極道渡世の素敵な面々」の和泉聖治、撮影は「童貞物語2 チェリーボーイズ」の佐々木原保志がそれぞれ担当。
ある日、仙台の高校と博多の高校が修学旅行で同じ京都にやってきた。仙台の圭輔と博多の加奈子はペンフレンド。京都でデートするはずだったが、加奈子には鉄人というボディガードがついており、圭輔は実は偽って友人・喜一の写真を加奈子に送っていたのだった。喜一はなんとか加奈子と二人なることができた。一方、京都の女子高に通う紀子は親友メロンのアドバイスで憧れの翔にアタックするが、彼が年上の女をバイクに乗せているのを見てしまう。失恋した紀子と圭輔が出会いデートすることになった。加奈子に惚れている鉄人は名前を偽っている喜一が憎い。翌日、ふたりは喧嘩になり、ふとしたことからチンピラの服を汚してしまう。ふたりは人質に取られ、喜一は一〇〇万円の身代金を都合するハメになった。メロンの父が俳優だったことから本物のヤクザを演じてふたりを助け出してくれた。鉄人は加奈子に気持ちを打ち明け、紀子も翔の相手が姉とわかってほっとした。それぞれの恋に決着がつき仙台と博多の高校はそれぞれ京都を去っていったが、これはすべて文学少女メロンの夢だった。
来生紀子
矢嶋メロン
藤崎翔
藤崎アンナ
村野圭介
早川喜一
小暮先生
工藤鉄人
松森加奈子
岩下石松
高橋早苗
源田先生
鮫島寅男
バスガイド(恭子)
バスガイド(桃子)
バスガイド(みどり)
情婦
映画監督
寺山誠作
時枝志津子
矢嶋誠治
監督
脚本、原案
製作
製作、音楽
撮影
音楽
美術
編集
照明
録音
助監督
プロデューサー
プロデューサー
主題歌
スチール
製作協力
[c]キネマ旬報社