中村義人
ザジ(赤木雅志)
伝説のロックンローラーと彼を取り巻く男女の青春群像を描く。脚本・監督は「近頃なぜかチャールストン」で共同脚本・助監督・出演の3役を務めた利重剛、撮影監督は「THE KAI BAND MOVIE HERE WE COME THE 4 SOUNDS」の井出情児がそれぞれ担当。
東京・ウォ-タ-フロント。朽ちた倉庫群のある街に、伝説のロックンロ-ラ-・ザジが帰ってきた。疾走することに疲れ、5年ぶりに街に戻ってきたのた。ザジは日常起こるすべてのことをなすがままに受けとめようとし、自分自身をあるいは自分が見たものをビデオカメラで撮り始めた。そんなザジに喫茶店のウェイトレスで画学生ブンは心惹かれ、OLの恭子やモデルの恵も心の拠り所にするようになる。しかし、状況はザジの思い通りには進んでいかない。かつてのバンド仲間の達夫やチンピラの洋助は、ザジに夢を託しバンドを再結成しようとした。ザジは断わり続けていたが、彼をカリスマ視する青年砂田も復活を望んで関わってくる。さまざまな人との繋がりの中でザジはなおビデオを撮り続けた。砂田はザジの煮えきらない態度にフラストレーションを高め、憧れはやがて憎しみへと変わっていった。そして砂田が仕掛けた事件にザジは巻き込まれ、撮影中のビデオは混乱し、再び疾走していったのだった。
ザジ(赤木雅志)
恭子
恵
砂田
ブン
山村達夫
洋助
ラブホテルの女
歯科医
〈べリィ〉のマスター
ザジの元同僚
リンダ
老姿
監督、脚本
製作
製作
製作
製作
ビデオ撮影
撮影監督
音楽
美術
編集
照明
録音
助監督
企画
プロデューサー
プロデューサー
プロデューサー
スチール
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