神谷明
キン肉マン
江戸時代へタイムスリップしたキン肉マンが、怪人朱天童子を相手に闘うTVアニメの劇場版第五作目。原作はゆでたまごが『週刊少年ジャンプ』に連載中の同名漫画。脚本は山崎晴哉、監督は川田武範がそれぞれ担当。「東映まんがまつり」の1本として上映。
映画村で映画に出演中のキン肉マンが突然、姿を消した。なんと、江戸時代にタイム・スリップしてしまったのだ。江戸時代にも朱天童子という悪者がいた。マリ姫をわたさないと地球を滅すというのだ。美人に弱いキン肉マン、さっそく朱天童子退治を宣言。マリ姫に化けて朱天童子に接近したが、朱天童子や彼の四天王を相手にしては、さすがのキン肉マンもやられてしまった。キン肉マンの危機を知ったテリーマン、ロビンマスクら正義超人たちも江戸時代へやって来た。さらわれたマリ姫を追って、キン肉マンと正義超人は雪の日本アルプスへ。「ベルリンの赤い雨!」「スピニング・トーホールド!」正義超人は、みごとなきめ技で、手ごわい朱天軍団をけちらしていった。そして、氷のリング上、いよいよキン肉マンと朱天童子の対決だ。激しいファイトが展開する。激突する技と技。朱天童子の口から炎の輪が、キン肉マンめがけて、次々と吹きつけられる。絶対絶命のキン肉マン。「ここで死んでは、誰がマリ姫を救けるのだ!」正義の炎となって、キン肉マンは朱天童子に向かった。「新秘殺技ネオキン肉バスター!」ついにキン肉マンは勝った。地球の平和は守られたのだ。