監督
ストーリー
世界に一つしかない赤い真珠・人魚の涙が日本で展示されると決まってから、航海中の大型船が原因不明の爆発を起し沈没するという事件が続発した。これは、シーパンサーが、シスターゾラのためにと、人間への復讐のために人魚の涙を狙って起していたのだった。十九世紀の終り頃、エーゲ海で人魚が掴ったことがあった。助けてくれと哀願した人魚の目から流れた涙が赤い真珠となってこぼれた。欲に目がくらんだ漁師たちは、もっと涙を流させようと痛めつけたために、人魚は死んでしまった。この殺された人魚がシーパンサーの妹だったのだ。シーパンサーは、人間に復讐するために、パンサーゾラの一味に加わり、アンドロイドとなっていたのである。赤い真珠を展示する豪華客船のファッションショーに出ていたハニーは、シーパンサーの攻撃を受けた。ハニーは人魚に変身してシーパンサーを説き伏せようとしたが、無駄だった。ハニーはついにシーパンサーを倒した。だが、ハニーの胸は晴れなかった。ハニーはシーパンサーと妹のために、赤い真珠を海に返したのだった。
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