小川亜佐美
鈴村亜佐美
父は娘の婿探しに躍起となっても、娘は課長とネンゴロ。父親も友達の売れ残りのOLと出来ちゃうというOLのSEXの世界を描く。脚本は「濡れた壷」の宮下教雄、監督は「花芯の刺青 熟れた壷」の小沼勝、撮影は「夕顔夫人」の水野尾信正がそれぞれ担当。
鈴村亜佐美は、丸ノ内に通うタイピスト。美人の彼女は、男性社員の注目のマト。しかし、彼女は課長の松木とイイ仲。出張の新幹線の時間ギリギリまでラブホテルで愛の交換をする仲。亜佐美の父・耕平は、妻に死に別れ、こんな日、娘の亜佐美の帰りをイライラしながらまっている。耕平は娘の婿探しにやっきになっているが、娘は松木一辺倒。しかし、仲のいい親娘であった。そんなある日タイピスト仲間の駒子が亜佐美にいろいろグチをこぼした。彼女は三十に手が届きそうなオールドミス。亜佐美は彼女の誕生パーティをやってやるため、家に招待した。駒子は小娘のように喜び飛びはねた。その日の耕平はいつになく、生き生きとして、駒子は駒子で大はしゃぎであった。父と駒子はこの日をきっかけにイイ仲に。亜佐美は植物人間のような青年・塚本と見合いをするが、その会場で、松木と会い、亜佐美のドレスアップした姿を見た彼は興奮し、小部屋で一戦。見合いはチットも進展せず。ある日、家に帰ると耕平と駒子が仲睦じくお話中。あやまる父をおいて部屋をとび出た亜佐美は新宿の犬山のアパートへ向った。そして、犬山のアパートで二人は結ばれるのであった。
鈴村亜佐美
鈴村耕平
松木
犬山
泉田駒子
葉子
はつ子
戸倉
亀田
塚本
運転手
塚本の父
塚本の母
監督
脚本
製作
撮影
音楽
美術
編集
照明
録音
助監督
企画
スチール
制作補
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