江藤潤
新庄卓
田中光二の同名小説の映画化。友人を殺した凶悪な車を追い、職も、恋人も捨てて、復讐の旅をする若者を描く。脚本は永原秀一、監督は「東京湾炎上」の石田勝心、撮影は「大空のサムライ」の西垣六郎がそれぞれ担当。
新庄卓と亮は、ガソリンスタンドに勤める友人同志で大のカーマニアであった。卓には、恋人の沙智がいた。そんなある夜、三人の乗ったチェリーX-1は、名古屋ナンバーで、通称“幼”と呼ばれる、スカイラインGTと競い合って、破れ去る。その雪辱のため、亮は再度、ファントムに挑戦。しかし逆にいたぶられ、殺されてしまった。卓は、亮の保険金・一千万円で、セリカLBを大改造しファントムと互角以上、いやそれ以上かもしれないと思われるものを作り、沙智の制止もきかず、名古屋のファントムのところへと向った。東名高速で、暴走族“火の鳥”の連中から、ファントムは金沢にいるとの情報を聞きこむ。卓は、琵琶湖で、志田真木と出会い、二人は意気とう合する。金沢についた卓は金沢の暴走族“ゼロファイターズ”と富山の暴走族“阿修羅”の喧嘩の中で、ファントムが、新潟に出没することを知り、新潟めざして北上するのである。そして、新潟の暴走族“シシリアン”の協力を得て、ファントムを発見。ファントムとセリカの凄絶な決闘が開始されるのであった。
新庄卓
沙智
志田真木
亮
島本三郎
沢木正生
弘
修二
チーフ
久子
典子
久志
客の中年男
荒井
荒井の女
配送係の男
正一(火の鳥)
男A(火の鳥)
男B(火の鳥)
女A(火の鳥)
男A(阿修羅)
男B(阿修羅)
男C(阿修羅)
スタンドのボーイA
スタンドのボーイB
スカGの女子大生
トラックの運転手
ウェイター
監督
脚本
原作
製作
製作
撮影
音楽
美術
編集
照明
録音
合成
助監督
助監督
製作担当者
スチル
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