風吹真矢
風吹裕矢
池沢さとし原作の「サーキットの狼」(少年ジャンプ連載中)をもとに、スピードとマシンの魅力にとりつかれた若者を描く。脚本は中西隆三と山口和彦の共同、監督は「空手バカ一代」の山口和彦、撮影は「ドカベン(1977 鈴木則文)」の出先哲也がそれぞれ担当。
矢田部モータースで働く裕矢は、休日には、いつもレース場に出かけていた。ある日裕矢はひょんなことから、スタントレースに出場し、なんなく優勝してしまう。これが、きっかけとなり、あらゆるレースに出場するようになる。そして、着々と賞金を稼いだ。裕矢の姉ローザは、彼にレースをやめるよう説得する。が、すっかり車の魅力にとりつかれてしまった裕矢には姉の制止も耳に入らなかった。彼の父は、ロータスの技師であったが、数年前のレースで不りょの事故で死亡。裕矢は父親の達成できなかったことのすべてを引き継ごうと、稼いだ金をせっせと預金した。その金で、名車ロータス・ヨーロッパを手に入れ、暴走族グループに次々と挑戦し、勝利するごとに星のマークを愛車にきざみ込んでいった。その頃、裕矢の前にミキという謎の女が現われた。いつしか、彼は、レーサー仲間から「ロータスの狼」と呼ばれるようになり、おそれられるようになった。その裕矢の前にナチス軍の総統・早瀬左近が出現。裕矢と左近の栄光の星マークを賭けた首都高速でくりひろげられるスピード・レース。しかし決着がつかなかった。そして、もう一人強敵が現われた。パトカーで、フェアレディ二四〇Zに乗る沖田警官であった。彼は裕矢の母親の死の秘密を知っているたった一人であったが、がんとして口を割らなかった。数日後、遂に対決の時が来た。富士スピードウェイでは、風吹、早瀬、そして警官をやめ、このレースに出場した沖田も参加して、スピードに命を賭ける男たちの凄じいデッドヒートが展開されるのであった。
風吹裕矢
沖田
早瀬左近
飛鳥ミノル
風吹ローザ
早瀬ミキ
矢田部行雄
藤河鉄一郎
藤河鉄
極道連A
極道連B
極道連C
極道連D
極道連E
極道連F
ナチス軍A
ナチス軍B
レース団長
レーサー
運転手
交通警官
裕矢の母親
監督、脚本
脚本
原作
撮影
音楽
美術
編集
照明
録音
助監督
進行主任
企画
企画
スチール
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