菅原文太
星桃次郎
マドンナに夏目雅子を迎えたシリーズ六作目は、舞台を九州に移し、剣道三段の女学生に恋する桃次郎の活躍を描く。脚本は「空手バカ一代」の掛札昌裕と「トラック野郎 度胸一番星」の鈴木則文、監督も同作の鈴木則文、撮影も同作の飯村雅彦がそれぞれ担当。
熊本の青果市場で桃次郎と金造は、C調トラックを運転する電吉と知り合う。電吉のおごりでフグ料理を食べるが、桃次郎はフグ中毒にかかってしまう。この地方に伝わる解毒法といわれ、土の中に埋められた桃次郎の目の前に、女子大生の小早川雅子が現れる。一方、金造は築地の酒場の仲居和代の気をひこうとしているのを女房に見つかり、離婚を訴えられる。剣道の九州大会に出場する雅子を会場まで送ろうとする桃次郎の前に、タンクローリーを運転する袴田太一が現れ、雅子を連れ去った。袴田は雅子の姉の夫であった。友人の借金の保証人となった袴田は、借金を返すことができなかった友人のために生活に破綻をきたし、妻と別れたのであった。捜しあてたものの、意地をはり、太一のところへ戻ろうとしない由紀を桃次郎は説得し、彼と再会させる。一方、雅子は、結婚を誓った恋人・村瀬が不運の連続から海外に旅立とうとしていたため、心中は穏やかではなかった。桃次郎が雅子に求婚するが、村瀬の存在を知らされる。そして、村瀬は六時間後に鹿児島空港から出発するという。愛する人の元へ向うように桃次郎は雅子に話すと、彼女をトラックに乗せ、鹿児島空港へと驀走していった。
星桃次郎
松下金造
小早川雅子
袴田由紀(和代)
花山電吉
毒島一郎
おかね
小早川助左衛門
袴田隼人
横綱
地獄丸
関東無宿
桜島
呼子狼
唐津丸
南州丸
佐賀錦
大阿蘇
南明無情
久留米の虎
不知火丸
草千里
遠州丸
津軽富士
薩南慕情
きりしま丸
死の貴公子
歌磨
テル美
ナオ美
マス美
イサ美
てる子
友子
とし江
写真屋
支配人
鬼塚
愚連隊A
愚連隊B
愚連隊C
愚連隊D
愚連隊E
法尾守男
無井無策
医師
ばってん姿さん
神主
世話人
パトカーの警官
市場の事務員
村瀬の隣人
松下君江
松下幸之助
松下幸次郎
松下美智子
松下華子
松下幸三郎
松下サヤ子
松下幸四郎
松下幸五郎
松下幸六郎
松下由美
桜野大門
村瀬薫
袴田太一
監督、脚本
脚本
撮影
音楽
美術
編集
照明
録音
助監督
製作進行
企画
企画
スチール
協力
協力
協力
協力