渚りな
林亜湖
性に病める人たちの相談相手はもとより、実践指導までする女性の姿を描く。脚本は「団地妻 (秘)出張売春」の村田晴彦、監督は「団地妻 犯された肌」の白井伸明、撮影は「危険な関係(1978)」の安藤圧平がそれぞれ担当。
スナックのツケも払えずにいる貧乏学生・正夫の前に突然、林亜湖という名の女性が現われ、正夫の借金を立替えてくれた。彼女が自分の下宿の同居人になることを知った正夫は、すっかり有頂点になってしまう。その日から下宿はにぎやかになり、正夫と達也の亜湖争奪戦も開始された。しかし、正夫は風邪で寝込んでしまう。亜湖は必死にそんな正夫を看病してやるのだった。また、正夫が性的不能者であると知った亜湖は、ダンスによって彼の機能を回復させる。ある日、下宿の大家である佐竹に亜湖は身を委ねた。一方、正夫は三太との同性愛に溺れていく。数日後、下着泥棒をした三太を追って来た刑事は、彼の懐から下着をみつけ、逮補する。三太が逮補されたことから、下宿人たちは落ち着きを取り戻し、それぞれの道を歩み続けるのだった。
林亜湖
佐竹昭男
佐竹米子
斎藤正夫
坂口達也
亀井洋子
江川三太
長尾武
刑事A
刑事B
刑事C
製服の警官
監督
脚本
製作
撮影
音楽
美術
編集
照明
録音
助監督
企画
スチール
制作補
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